特許
J-GLOBAL ID:200903060374487750

角形電池の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長谷 照一 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-262421
公開番号(公開出願番号):特開平11-102688
出願日: 1997年09月26日
公開日(公表日): 1999年04月13日
要約:
【要約】【課題】 内部抵抗が低くて高率放電しても作動電圧が低下しない電池を得る。【解決手段】 電極体10の上部には正極用導電タブ11が突出し、電極体10の下面には負極用導電タブが突出している。この電池を組み立てるに際して、電極体10を外装缶30内に収納し、負極板の芯体露出部を外装缶30の内底面に電気的に接続する。次いで、正極板から突出する複数の正極用集電タブ11を集束し、正極集電リード板12の一端にスポット溶接する。この正極集電リード板12の他端を正極集電体24にスポット溶接する。その後、電解液を注液した後、封口蓋20を外装缶30の開口部に装着し、蓋体21の外周部と外装缶30との接触部分の全周を溶接して密封する。この電池の正極キャップ22と外装缶30の底面との間に、電圧を印加して電流を流し、正極用集電タブ11の上端と正極集電体24の長辺部24aとの接触部分を溶接する。
請求項(抜粋):
一方極の端子を兼ねる有底角筒状の外装缶と、この外装缶の開口部を閉塞するとともに他方極の端子を備えた封口蓋とからなる電池ケース内に、セパレータを介して正・負極板を交互に積層した電極体を収納した角形電池の製造方法であって、前記電極体を前記外装缶内に収納した後、前記正・負極板のいずれか一方から導出した複数の集電タブを集束状態で集電リード板の一端に溶接するとともに、同集電リード板の他端を前記封口蓋の他方極の端子に接続された集電体に溶接する工程と、前記集束状態の集電タブの上端または前記集電リード板の一部を前記集電体に接触させた状態で前記外装缶の開口部を前記封口蓋で密閉して電池を構成する工程と、この電池の正・負極端子間に電流を流すことにより、前記集電タブの上端または前記集電リード板の一部と前記集電体との接触部分を溶接する工程とを備えたことを特徴とする角形電池の製造方法。
IPC (2件):
H01M 2/26 ,  H01M 10/28
FI (2件):
H01M 2/26 A ,  H01M 10/28 Z

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