特許
J-GLOBAL ID:200903060374523285

紙葉類繰出し調整機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 金倉 喬二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-227994
公開番号(公開出願番号):特開平9-071338
出願日: 1995年09月05日
公開日(公表日): 1997年03月18日
要約:
【要約】【目的】 機構部材の劣化の状態や制御範囲の限界を推論・判断してタイムリーな保守点検を実行し、長期に渡り安定な搬送性能を実現することを目的とする。【構成】 紙葉類2を繰出すフィードローラ5と、これに対向し、紙葉類2の複数枚繰出しを防止するゲートローラ6とを有し、紙葉類2を分離してフィードローラ5とゲートローラ6とのすきまから順に繰出す紙葉類繰出し機構の繰出しを調整する紙葉類繰出し調整機構において、各フィードローラ5とゲートローラ6の対毎に対向状態を調整する対向状態調整手段30、31と、紙葉類2の搬送状態を検知する搬送状態検知手段12、13と、この出力に基づき、通過紙葉類2の搬送状態の平均値や標準偏差値等を算出する統計処理部16と、該統計処理部16の出力をもとに制御信号を生成して対向状態調整手段30、31を動作・調整する制御部32と、その制御信号を累積する制御信号累積部34と、累積結果をもとに機構部材の劣化の度合いや、調整範囲の限界等を判断・評価する評価部35と、評価結果を表示する表示部36を設けたことを特徴とする。
請求項(抜粋):
回転して紙葉類を繰出すピックアップローラと、該ピックアップローラによって繰出された紙葉類をさらに搬送路へ繰出すフィードローラと、前記ピックアップローラに紙葉類の集積体を押圧する紙葉類集積板と、前記フィードローラに対向して配置され、紙葉類の複数枚繰出しを防止するゲートローラとから成り、紙葉類を1枚ずつ分離して前記フィードローラとゲートローラとのすきまから順に繰出す紙葉類繰出し機構の繰出しを調整する紙葉類繰出し調整機構において、前記フィードローラとゲートローラとの対向状態を各フィードローラとゲートローラの対毎に調整する対向状態調整手段と、繰出された紙葉類の搬送状態を検知する搬送状態検知手段と、該搬送状態検知手段の出力に基づき、通過紙葉類の搬送状態の平均値や標準偏差値等を算出する統計処理部と、該統計処理部からの出力をもとに制御信号を生成して前記対向状態調整手段を動作させて常に良好な搬送特性を維持する制御部と、該制御部から対向状態調整手段に出力される制御信号を累積する制御信号累積部と、累積結果をもとに前記フィードローラやゲートローラ等の機構部材の経年変化による劣化の度合いや、前記対向状態調整手段の調整範囲の限界等を判断・評価する評価部と、この評価結果を表示する表示部を設けたことを特徴とする紙葉類繰出し調整機構。
IPC (6件):
B65H 3/52 330 ,  B65H 3/06 ,  B65H 7/06 ,  G05B 13/02 ,  G06F 19/00 ,  G07D 7/00
FI (6件):
B65H 3/52 330 F ,  B65H 3/06 A ,  B65H 7/06 ,  G05B 13/02 N ,  G07D 7/00 E ,  G06F 15/30 D

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