特許
J-GLOBAL ID:200903060374908942

測位計算方法および測位用受信機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 正美
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-182380
公開番号(公開出願番号):特開2004-028655
出願日: 2002年06月24日
公開日(公表日): 2004年01月29日
要約:
【課題】受信機の起動直後のように最新の時刻情報が得られていない状態や、衛星からの信号が弱い状況下であるために衛星の拡散符号発信時刻を確定できない状態でも、受信機の位置を算出できるようにする。【解決手段】5個の衛星につき、拡散符号発信時刻tiを、拡散符号の位相に相当する1m秒未満の桁の値Tciと1m秒以上の桁の値との和で表し、かつ、その1m秒以上の桁の値を、各衛星に共通の基準時刻toと衛星ごとに個別の差分時間Tiとの和で表したときの基準時刻to、受信機内部の時計の誤差τ、および受信機の3次元座標xo,yo,zoの、総計5つの変数を未知数とした方程式(2)を定立し、その総計5個の式(2a)〜(2e)からなる連立方程式を解く。拡散符号の位相が得られる衛星が4個の場合には、式(2e)の代わりに、座標原点から受信機までの距離が一定であることを表す方程式を定立する。【選択図】 図3
請求項(抜粋):
少なくとも5個の衛星からの信号が受信され、その各衛星の拡散符号の位相および軌道情報が得られ、おおよその現在時刻が得られているとともに、受信機の概略位置が既知の状態で、 前記5個の衛星につき、衛星の拡散符号発信時刻を、拡散符号の1周期に相当する単位時間未満の桁の時刻と、単位時間以上の桁の時刻との和で表し、かつ、その単位時間以上の桁の時刻を、各衛星に共通の基準時刻と、衛星ごとに個別の差分時間との和で表したときの基準時刻、拡散符号受信時刻を計測する時計の誤差、および受信機の3次元座標の、総計5つの変数を未知数とした、衛星および受信機の位置と拡散符号の到達所要時間との関係を表す方程式を定立し、その総計5個の方程式からなる連立方程式を解いて、受信機の3次元座標を算出する測位計算方法。
IPC (1件):
G01S5/14
FI (1件):
G01S5/14
Fターム (3件):
5J062AA13 ,  5J062CC07 ,  5J062DD05
引用特許:
審査官引用 (3件)

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