特許
J-GLOBAL ID:200903060375935862

原子炉圧力容器内の液体浸透探傷検査装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-215481
公開番号(公開出願番号):特開平7-063704
出願日: 1993年08月31日
公開日(公表日): 1995年03月10日
要約:
【要約】【目的】原子炉圧力容器下部にある中性子束モニタリングハウジングの肉盛溶接部の蛍光浸透探傷検査に関し、耐放射線性に優れた小型の検査装置を提供することにある。【構成】浸透探傷装置5は、設置機構6により炉内にある中性子束モニタリングハウジングの貫通穴3bの直上に設置する。浸透探傷装置5は、昇降軸駆動機構14,周回軸駆動機構15,径方向軸駆動機構16の3種類の駆動機構を有し、これらの駆動機構の先端に探傷液塗布機構9を有する。超小型のCCDカメラを有する撮像機構10は、撮像機装着機構11により把持され、圧力容器外下部のペデスタルから貫通穴3bを通じて、炉内に挿入され、探傷液塗布機構9の先端に遠隔操作で装着される。3種類の駆動機構を動作させて、肉盛溶接部等の複数の検査面を液体浸透探傷し、撮像機構10で探傷結果を観察する。
請求項(抜粋):
原子炉圧力容器内で液体浸透探傷を実施する装置において、探傷液塗布機構と洗浄液塗布機構と乾燥機構と、前記3機構を前記原子炉圧力容器内に固定する支持機構とから探傷液処理機構を構成し、長尺のポール機構と前記ポール機構の先端に装着された半導体撮像機と照明灯とから観察機構を構成し、前記観察機構を前記探傷液処理機構とは独立して構成し、且つ前記観察機構を前記原子炉圧力容器の貫通孔を下部から通過可能な大きさにしたことを特徴とする原子炉圧力容器内の液体浸透探傷検査装置。
IPC (2件):
G01N 21/91 ,  G21C 17/003 GDB

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