特許
J-GLOBAL ID:200903060381211485

動翼抜け止め方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-266988
公開番号(公開出願番号):特開平10-110601
出願日: 1996年10月08日
公開日(公表日): 1998年04月28日
要約:
【要約】【課題】ガスタービンの動翼保持機構において、動翼嵌合部の脱着時間を短縮し、運転時の動翼の抜け止めの信頼性を向上させる動翼抜け止め方法、及びその構造を提供する。【解決手段】動翼嵌合部の底部とホイール嵌合部の底部とに通じるホールを設け、前記ホール内に円柱状のピンを挿入し、動翼回転時にピンが遠心力によってホール嵌合部から動翼嵌合部へ移動して動翼嵌合部がピンに固定されることにより抜け止めを防止する。また別の手段として、動翼嵌合部とホイール嵌合部の両端にテーパを設け、動翼嵌合部を冷却してホイール嵌合部に挿入することにより、抜け止め部材を用いることなく動翼の抜けを止める。さらにその他の手段として、動翼嵌合部あるいはホイール嵌合部の回転方向に平行な両端面に大径のボルトを冷やしばめにより挿入する。
請求項(抜粋):
動翼とホイールの嵌合部からなるガスタービンの動翼保持部において、前記ホイール嵌合部の底部に前記ホイールの半径方向に対して平行にホールを空け、前記ホイール嵌合部の前記ホール内にピンを挿入し、前記動翼と前記ホイールの嵌合時に前記ホイールのホールの中心軸と中心軸が一致するように前記動翼嵌合部の底部にホールを空け、前記動翼の回転時に前記ピンが遠心力によって前記動翼嵌合部のホール側へ移動することにより、前記ホイール嵌合部から前記動翼の抜けを防止することを特徴とする動翼抜け止め方法。

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