廃水中の脱リン方法及びその装置

発明者：
出願人/特許権者：
代理人 (1件)：絹谷信雄
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平8-021276
公開番号（公開出願番号）：特開平9-206760
出願日： 1996年02月07日
公開日（公表日）： 1997年08月12日
要約：

【要約】【課題】本発明の課題は廃水中のリン酸イオンの増減に応じてマグネシウム剤の注入量を変化させることで効率的な反応を行うことができる新規な廃水中の脱リン方法及び脱リン装置を提供することにある。【解決手段】上記課題を解決するために本発明は、リン酸イオン(HPO42-)とアンモニウムイオン(NH4 + )を含む廃水を反応容器内に連続して流し込むと共に、この廃水中にマグネシウムイオン(Mg2+)とアルカリイオン(OH- )とを連続して注入しながら、上記リン酸イオンとアンモニウムイオンをリン酸マグネシウムアンモニウム(MgNH4 PO4 ・6H2 O)として反応容器内に生成・不溶化させるようにした廃水中の脱リン方法において、上記反応容器内の廃水のpHの変動を常時検出して、このpH値が常時所定の範囲に維持されるように上記アルカリイオンの注入量を制御すると共に、このアルカリイオンの注入量に応じて上記マグネシウムイオンの注入量を増減する。

請求項（抜粋）：

リン酸イオン(HPO4 2-)とアンモニウムイオン(NH4 + )を含む廃水を反応容器内に連続して流し込むと共に、この廃水中にマグネシウムイオン(Mg2+)とアルカリイオン(OH- )とを連続して注入しながら、上記リン酸イオンとアンモニウムイオンをリン酸マグネシウムアンモニウム(MgNH4 PO4 ・6H2 O)として反応容器内に生成・不溶化させるようにした廃水中の脱リン方法において、上記反応容器内の廃水のpHの変動を常時検出して、このpH値が常時所定の範囲に維持されるように上記アルカリイオンの注入量を制御すると共に、このアルカリイオンの注入量に応じて上記マグネシウムイオンの注入量を増減するようにしたことを特徴とする廃水中の脱リン方法。

FI (2件)：

C02F 1/58 R , C02F 1/58 P

引用特許：

審査官引用 (7件)

特開昭62-262789
造粒脱リン装置
公報種別：公開公報出願番号：特願平6-160012 出願人：ユニチカ株式会社
特開平3-008490

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