特許
J-GLOBAL ID:200903060419196540

積層プレス成形用多層フィルムおよびそれを用いた積層プレス方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 若林 忠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-107242
公開番号(公開出願番号):特開平10-296765
出願日: 1997年04月24日
公開日(公表日): 1998年11月10日
要約:
【要約】【課題】 接着剤を介して複数の基板を重ね合わせてなる積層体を加熱下で積層プレスする際に接着剤の流出を防止する。例えば、多層基板用積層体の製造においてプレス時のプリプレグの流出を防ぎ、配線不良等の製造トラブルを防止する。【解決手段】 フィルム層A(12)、フィルム層B(13)、フィルム層C(14)がこの順で積層されてなる積層プレス用多層フィルムをプレス板(11)と積層体との間に配置する。フィルム層A(12)、フィルム層C(14)はフッ素樹脂等の耐熱性樹脂からなる。フィルム層B(13)はポリエチレン等の熱可塑性樹脂からなる。プレス時にフィルム層B(13)は溶融加圧状態となり(図1(b))、プリプレグ15の流出を防止する。
請求項(抜粋):
接着剤を介して複数枚の基板を重ね合わせてなる積層体を加熱下で積層プレス成形する際にプレス板と該積層体との間に配置される多層フィルムであって、フィルム層A、フィルム層B、フィルム層Cがこの順で積層された構造を有し、前記フィルム層Aが、前記積層プレス成形のされる温度より高い融点を有し、かつ該温度で軟化状態となる耐熱性樹脂からなり、前記フィルム層Cが、前記積層プレス成形のされる温度より高い融点を有し、かつ前記プレス板に対する離型性を有する耐熱性樹脂からなり、前記フィルム層Bが、積層プレス成形を行う際に実質的に前記接着剤の流出が起こる段階で溶融状態となる熱可塑性樹脂からなることを特徴とする積層プレス用多層フィルム。
IPC (9件):
B29C 43/20 ,  B29C 43/32 ,  B32B 7/02 105 ,  B32B 27/30 ,  B32B 27/32 ,  B32B 31/20 ,  B29K105:06 ,  B29L 9:00 ,  B29L 31:34
FI (6件):
B29C 43/20 ,  B29C 43/32 ,  B32B 7/02 105 ,  B32B 27/30 D ,  B32B 27/32 C ,  B32B 31/20

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