特許
J-GLOBAL ID:200903060422444902

掃引光周波数発生装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-240027
公開番号(公開出願番号):特開平11-084444
出願日: 1997年09月04日
公開日(公表日): 1999年03月26日
要約:
【要約】【課題】 偏波依存性を持った部品で光ループ回路を構成した掃引光周波数発生装置において、光パルスの直線偏波状態を周回毎に直交させながら、安定した光強度を持つ光パルス信号列を出力できる掃引光周波数発生装置を提供する。【解決手段】 光ループ回路100を周回する光パルスの偏波状態は周回毎に直交した直線偏波になっている。光周波数をシフトさせる光周波数シフタ5,6は何れも偏波依存損失特性を有する。各光周波数シフタは、入力される光パルス信号の入力損失が最低となるように、入力光パルスの偏波面に合わせて偏波分離素子4に接続される。偏波合成素子8は各光周波数シフタの出力を合波して、そこから出力される光パルスの偏波状態を光パルスが偏波分離素子4に入力された時点と同じ状態へ戻している。これにより、偏波モード分散が周回毎にキャンセルされ、出力光パルス信号列におけるリップルが抑圧される。
請求項(抜粋):
光ループ回路に光パルスを注入し、該光ループ回路から取り出される光パルスの強度を一定に保ちながら、前記光ループ回路を周回する周回光パルスを周回毎に遅延させると共に該周回光パルスの光周波数を光周波数変換手段で変換するようにした装置であって、前記周回光パルスをその偏波状態が周回毎に直交する直線偏波で周回させる掃引光周波数発生装置において、前記周回光パルスの偏波状態に応じて前記周回光パルスを異なる出力端に出力する偏波分離手段と、前記偏波分離手段から出力される各周回光パルスの偏波面に合わせて前記偏波分離手段の各出力端に接続された複数の光周波数変換手段と、前記各光周波数変換手段からの出力光を合波し、前記周回光パルスが前記偏波分離手段に入力された時点と同一の偏波状態に戻された光パルスを前記光ループ回路へ出力する偏波合成手段とを具備することを特徴とする掃引光周波数発生装置。
IPC (2件):
G02F 2/02 ,  H04B 10/00
FI (2件):
G02F 2/02 ,  H04B 9/00 Z

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