特許
J-GLOBAL ID:200903060432368848

画像符号化装置、画像符号化方法、画像復号化装置、及び、画像復号化方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大菅 義之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-169913
公開番号(公開出願番号):特開平10-222683
出願日: 1997年06月26日
公開日(公表日): 1998年08月21日
要約:
【要約】【課題】 ウェーブレット変換を用いた画像符号化方式において、発生符号量の増大を抑えつつ、復号画像の画質の劣化を抑えられるようにする。【解決手段】 ウェーブレット変換部101は、複数段のウェーブレット変換を画像信号に施し、それにより得たウェーブレット変換係数から画像振幅、及び位相角度を各段毎に算出する。ローカルマキシマ検出部102は、第2段の画像振幅、及び位相角度を基に画像上のエッジ点を検出し、チェーン構成部103は、そのエッジ点を接続してチェーンを構成する。チェーン符号化部104は、そのチェーンを符号化し、振幅符号化部105は、ウェーブレット変換部101から入力した画像の低周波成分、チェーンに沿って抽出した各段の画像振幅を符号化する。角度符号化部106は、各チェーン毎に、その先頭位置の位相角度を符号化する。
請求項(抜粋):
画像信号から画像上に存在するエッジに対応している部分を検出して前記画像信号を符号化する装置であって、前記画像信号にスケールが異なる複数段のウェーブレット変換を施して、各段毎のウェーブレット変換係数を求めるウェーブレット変換手段と、前記ウェーブレット変換手段が出力した各段のウェーブレット変換係数を用いて、画像振幅、及び位相角度を算出する算出手段と、前記算出手段が算出した所定段の画像振幅、及び位相角度に基づいて、前記エッジを形成しているエッジ点を検出するエッジ検出手段と、前記エッジ検出手段が検出したエッジ点を接続してチェーンを構成するチェーン構成手段と、前記画像信号の低周波成分を符号化する第1の符号化手段と、前記チェーン構成手段が構成したチェーンを符号化するとともに、該チェーンに沿って、前記算出手段から入力した各段毎の前記画像振幅、及び前記所定段の位相角度を抽出して符号化する第2の符号化手段と、を具備したことを特徴とする画像符号化装置。
IPC (5件):
G06T 9/00 ,  G06T 9/20 ,  H03M 7/30 ,  H04N 1/41 ,  H04N 7/30
FI (5件):
G06F 15/66 330 Q ,  H03M 7/30 A ,  H04N 1/41 B ,  G06F 15/70 340 ,  H04N 7/133 Z

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