特許
J-GLOBAL ID:200903060435903353

直線アクチュエータを備えた車両用シートアッセンブリ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 絹谷 信雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-005166
公開番号(公開出願番号):特開平6-247200
出願日: 1994年01月21日
公開日(公表日): 1994年09月06日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 直線アクチュエータを備えた車両用シートアッセンブリの相対移動可能な二つの構成部品(リクライナ機構)の相対位置を調節する。【構成】 アクチュエータ30は、一方のシートアッセンブリ10の構成部品に取り付けられる第1部品32を有し、第1部品は外面に螺旋状のねじ山を有する親ねじ32の形とされる。アクチュエータの第2部品38は、他方のシートの構成部品に取り付けられ、親ねじ32に螺合されたスピンナット62を収容するハウジングを有する。第2部品はさらに、スピンナットと係合してそれの親ねじの回りの回転を規制するための手段と、スピンナットを選択的に解放して親ねじの回りの回転を許容し、それによってアクチュエータの第2部品を第1部品に対して移動可能とさせるための手段とを有する。カム88がアクチュエータの第2部品に取り付けられてスピンナットを選択的に係合及び解放する。
請求項(抜粋):
相対的に移動可能な第1及び第2の構成部品を有する車両用シートアッセンブリにて、上記第1の構成部品の位置を上記第2の構成部品に対して保持するためのアクチュエータにおいて、一対の終端を有すると共に上記アクチュエータの中心直線軸を定義する延長された親ねじであって、上記第1のシートアッセンブリの構成部品に上記軸回りに回転せぬような方法で取り付けられた親ねじであり、外面の周りに螺旋状に延出する複数のねじ山からなるねじ部を有する親ねじと、めねじが形成された中心穴を有するスピンナットであって、上記親ねじにねじ結合可能とされると共に上記軸回りに回転されたときそれに応じて上記親ねじに沿って軸方向に移動可能であるスピンナットであり、上記中心軸に対し実質的に直角な平面に位置される軸方向の端壁を有するスピンナットと、上記第2のシートアッセンブリの構成部品に上記軸回りに回転せぬような方法で取り付けられたハウジングであって、二つの終端をもった側壁を有すると共に上記スピンナットを径方向に離間して取り囲みそれによって上記スピンナットを内部に有し且つ上記親ねじを挿通させるハウジングと、上記スピンナットと上記ハウジングの側壁との間に配置されて上記スピンナットの上記ハウジング内での回転を許容させると共に上記スピンナットを上記ハウジング内で軸方向及び径方向の両方向に保持するアンギュラコンタクト軸受手段と、上記ハウジングの一端内にスライド可能に配置され、上記スピンナットの一端壁に直面した並列位置に内側面を有するクラッチ部材であって、上記クラッチ部材の内側面が上記スピンナットの一端壁に係合するロックポジションと、上記クラッチ部材の内側面が上記スピンナットの一端壁から切り離されるリリースポジションとの間で、上記ハウジングに対して回転不可能且つ軸方向にスライド可能なクラッチ部材とを備え、上記クラッチ部材の上記内側壁及び上記スピンナットの上記一端が径方向に延出する歯をそれぞれ有し、歯は、上記クラッチ部材が上記ロックポジションにあって上記スピンナットの回転を規制するとき互いに係合し、それによって上記二つのシートアッセンブリの構成部品は互いの相対位置を保持され、上記クラッチ部材が上記リリースポジションにあるとき、上記歯は切り離されると共に上記スピンナットは回転可能とされて上記シートアッセンブリの構成部品を互いに相対移動可能にすることを特徴とするアクチュエータ。
IPC (3件):
B60N 2/42 ,  B60N 2/06 ,  B60N 2/22

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