特許
J-GLOBAL ID:200903060442526689

燃料噴射装置及びその気密検査方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大川 宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-022598
公開番号(公開出願番号):特開平6-235362
出願日: 1993年02月10日
公開日(公表日): 1994年08月23日
要約:
【要約】【目的】燃料噴射装置の潤滑油空間及び燃料空間間を分離するO-リングの封止性能試験を容易化する構成の燃料噴射装置及びその気密検査方法を提供する。【構成】本発明の燃料噴射装置の気密検査方法では、液面がシリンダ2の下端とO-リング5との間に達するまで液体をポンプハウジング1のボア12内に充填することにより、シリンダ2のボア21とプランジャ3との間の摺動隙間に液体を充填し、燃料空間Fと残余の潤滑油空間Lとの間にガス圧差を形成し、この状態で燃料空間Fと残余の潤滑油空間Lとの間のガスの漏れを検出する。その結果、両空間F,L間のガス漏れは、O-リング5を通じたものだけとみなすことができ、正確にO-リングの封止性能を検査することができる。
請求項(抜粋):
カム室及び前記カム室に連通するボアを有するポンプハウジングと、前記ポンプハウジングのボアに嵌入、固定されるシリンダと、前記ポンプハウジング及び前記シリンダにより区画形成される燃料室と、前記シリンダのボアに摺動自在に嵌入されて前記シリンダのボアの上端部に前記燃料室に連通可能なポンプ室を区画形成するとともに前記カム室内のカムにより往復駆動されて前記ポンプ室の燃料を加圧するプランジャと、前記シリンダに巻着されて前記ポンプハウジングのボア内を前記燃料室側の燃料空間と前記カム室側の潤滑油空間とに分離するO-リングとを備える燃料噴射装置において、前記ポンプハウジングは、前記シリンダの下端と前記O-リングとの間に位置して前記潤滑油空間に連通して貫設された気密検査孔を備えることを特徴とする燃料噴射装置。
IPC (4件):
F02M 59/44 ,  F02M 65/00 305 ,  G01M 3/32 ,  G01M 15/00

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