特許
J-GLOBAL ID:200903060443449343

重荷重用空気入りラジアルタイヤ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 本多 一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-232825
公開番号(公開出願番号):特開平10-076822
出願日: 1996年09月03日
公開日(公表日): 1998年03月24日
要約:
【要約】【課題】 ビード部を改良することにより耐久性の向上および軽量化を実現した重荷重用空気入りタイヤを提供する。【解決手段】 ゴムチェーファーと、サイドウォールゴムと、カーカスプライ層との間にエラストマー保護部材(A)が、また前記エラストマー保護部材(A)と前記カーカスプライ層との間にエラストマー層(B)が、夫々タイヤ全周に亘り介装されている。前記エラストマー層(B)のタイヤ半径方向幅は前記エラストマー保護部材(A)のタイヤ半径方向幅の1/3〜2/3であり、かつ前記エラストマー層(B)の下端がリムフランジ高さの1/2〜2/3で、上端が折返しカーカスプライ端より下方に位置する。前記エラストマー層(B)の動的貯蔵弾性率Eb’とエラストマー保護部材(A)の動的貯蔵弾性率E’aとの比が1<E’b/E’a<5で表される関係を満足する。
請求項(抜粋):
円筒状のトレッド部と、トレッド部の両端から半径方向内側に延びる一対のサイドウォール部と、各サイドウォール部のタイヤ半径方向内端に連なりリムに着座される一対のビード部とを備え、各ビード部は、一枚のカーカスプライ層がビードコアの廻りにタイヤ内側から外側へ折り返されて巻き上げられているとともに、リムに当接される領域に、該カーカスプライ層の折返し部とリムに沿って延びるゴムチェーファーが配設されている重荷重用空気入りラジアルタイヤにおいて、負荷転動時にリムフランジとの間で接触離脱を繰返す接離領域におけるゴムチェーファーと、サイドウォールゴムと、カーカスプライ層との間にエラストマー保護部材(A)が、また前記エラストマー保護部材(A)と前記カーカスプライ層との間にエラストマー層(B)が、夫々タイヤ全周に亘り介装され、前記エラストマー層(B)のタイヤ半径方向幅は前記エラストマー保護部材(A)のタイヤ半径方向幅の1/3〜2/3であり、かつ前記エラストマー層(B)の下端がリムフランジ高さの1/2〜2/3で、上端が折返しカーカスプライ端より下方に位置し、前記エラストマー層(B)の動的貯蔵弾性率Eb’とエラストマー保護部材(A)の動的貯蔵弾性率E’aとの比(E’b/E’a)が次式、1<E’b/E’a<5で表される関係を満足することを特徴とする重荷重用空気入りラジアルタイヤ。
IPC (2件):
B60C 15/06 ,  B60C 9/18
FI (3件):
B60C 15/06 Q ,  B60C 15/06 F ,  B60C 9/18 G

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