特許
J-GLOBAL ID:200903060445583934

スペクトラム拡散通信用復調装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森本 義弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-019292
公開番号(公開出願番号):特開平5-219010
出願日: 1992年02月05日
公開日(公表日): 1993年08月27日
要約:
【要約】【目的】誤同期確率を上げることなくかつ装置を大きくすることもなく同期捕捉時間を短縮する。【構成】スライディング相関部5からの相関出力の分散を巡回積分制御部21が読み取ってその分散値を算出する。その結果、誤同期確率をある一定以下に抑えるため、その後の巡回積分出力の分散値が所定範囲内になるように巡回積分器8の巡回積分回数を適応的にできるだけ少なくすることにより、誤同期確率を上げることなく同期捕捉時間が短縮される。
請求項(抜粋):
入来擬似雑音信号と同様の同相または逆相の受信側擬似雑音信号を出力する、前記受信側擬似雑音信号の位相を可変可能な擬似雑音信号発生部と、1情報データ周期の間、前記入来擬似雑音信号と受信側擬似雑音信号の積和演算を行って同期捕捉を行う相関部と、前記相関部からの出力をさらに積分して相関の平均化を行う巡回積分器と、前記巡回積分器からの出力を用いて前記擬似雑音信号発生部からの受信側擬似雑音信号の位相を制御しながら前記入来擬似雑音信号と受信側擬似雑音信号が同期するように同期追尾を行う同期制御部と、前記相関部からの出力分散を算出し、その後の前記巡回積分器からの巡回積分出力の分散値が所定範囲になるように前記巡回積分器の最小巡回積分回数を適応的に設定制御する巡回積分制御部とを備えたスペクトラム拡散通信用復調装置。

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