特許
J-GLOBAL ID:200903060452525737

車両用冷凍サイクルの圧縮機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 洋二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-187730
公開番号(公開出願番号):特開平10-030449
出願日: 1996年07月17日
公開日(公表日): 1998年02月03日
要約:
【要約】【課題】 圧縮機の製造原価上昇を防止しつつ、クラッチ接続時の不快感を防止する。【解決手段】 パワーステアリング装置を駆動する油圧ポンプ部1が発生する油圧によって両クラッチ板9、10を押圧することにより両クラッチ板9、10をを接続する。これにより、電磁クラッチに比べて、両クラッチ板9、10の接続時の回転力の変動が穏やかになり、クラッチ接続時の不快感を防止することができるとともに、両クラッチ板9、10の接続用の専用油圧ポンプを設ける必要がないので、圧縮機の製造原価上昇を防止することができる。さらに、油圧センサ18の検出値が所定値を越えた場合には、ステアリング操舵角が所定値を越えたものとみなして電磁弁17を閉じることにより、パワーステアリング装置が必要とする作動圧力を確保する。
請求項(抜粋):
油圧ポンプ(1)と、前記油圧ポンプ(1)の吐出口(1b)側に配設され、前記油圧ポンプ(1)が発生した油圧をかじ取り操舵角に応じて制御する制御弁(3)とを有し、前記制御弁(3)により制御された油圧を導入して、かじ取り操作力の軽減を図るパワーステアリング装置を有する車両に適用され、冷凍サイクル内を循環する冷媒を圧縮する車両用冷凍サイクルの圧縮機であって、前記冷媒を圧縮する圧縮機構(7)と、外部駆動源から回転力を得て回転する駆動クラッチ板(9)と、前記駆動クラッチ板(9)と対向して配置され、前記圧縮機構(7)と連動して回転する従動クラッチ板(10)と、前記両クラッチ板(9、10)のうち少なくとも一方側が移動し、他方側を押圧する押圧力を発生するピストン部(13)とを有し、前記ピストン部(13)は、前記油圧ポンプ(1)の油圧により移動するように構成されていることを特徴とする車両用冷凍サイクルの圧縮機。
IPC (5件):
F02B 67/06 ,  B62D 5/07 ,  F02D 29/02 ,  F02D 29/04 ,  F16D 25/14 640
FI (6件):
F02B 67/06 E ,  B62D 5/07 B ,  F02D 29/02 G ,  F02D 29/04 B ,  F02D 29/04 G ,  F16D 25/14 640 Z

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