特許
J-GLOBAL ID:200903060461494550

Al-Zn-Mg合金製の圧延製品の簡易製造法、およびこの方法によって得られる製品

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 太田 恵一
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-550747
公開番号(公開出願番号):特表2006-505695
出願日: 2003年11月06日
公開日(公表日): 2006年02月16日
要約:
本発明は、Al-Zn-Mg型アルミニウム合金製中間圧延製品の新たな製造方法に関するものであり、その組成は、Mg0.5-2.0、Mn<1.0、Zn3.0-9.0、Si<0.50、Fe<0.50、Cu<0.50、Ti<0.15、Zr<0.20、Cr<0.50である。残りがアルミニウムとそれらに不可避の不純物である、(質量パーセントで)Zn/Mg>1.7の板材を半連続鋳造で製造し、これにおいて、均質化、熱間圧延、ライン上での焼き入れ、熱間圧延および巻き取りの温度がきわめて特別な形で選択され、該温度は方法が進むにつれて低下する。このあまり高価でない方法は、いくつかの力学的特性と得られた金属板および帯材との使用の妥協の改善を可能にする。
請求項(抜粋):
Al-Zn-Mg型アルミニウム合金製中間圧延製品の製造方法であり、該方法は、以下の過程から成ることを特徴とするものである: a)(質量パーセントで) Mg0.5-2.0、Mn<1.0、Zn3.0-9.0、Si<0.50、Fe<0.50、Cu<0.50、Ti<0.15、Zr<0.20、Cr<0.50 を含有し、残りがアルミニウムとそれらに不可避の不純物である、Zn/Mg>1.7の板材を半連続鋳造で製造する過程と; b)前記板材を、Tsが合金の焼き付き温度である、500°C≦T1≦(Ts-20°C)になるように選択した温度T1で、均質化または再加熱にかける過程と、 c)入口温度T2が、(T1-60°C)≦T2≦(T1-5°C)になるように選択され、圧延方法が、出口温度T3が(T1-150°C)≦T3≦(T1-30°C)かつT3≦T2になるように実施される、熱間圧延機における一回または複数回の圧延パスを含む熱間圧延の第一の過程を実施する過程と; d)熱間圧延の前記第一の過程から得られた帯材を、迅速に温度T4に冷却する過程と; e)入口温度T5が、T5≦T4かつ200°C≦T5≦300°Cになるように選択され、圧延方法が、巻き取り温度T6が(T5-150°C)≦T6≦(T5-20°C)になるように実施される、前記帯材の熱間圧延の第二の過程を実施する過程。
IPC (3件):
C22F 1/053 ,  B21B 3/00 ,  C22C 21/10
FI (3件):
C22F1/053 ,  B21B3/00 J ,  C22C21/10
引用特許:
審査官引用 (9件)
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