特許
J-GLOBAL ID:200903060470593952

ガスの分離精製方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田村 弘明 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-127758
公開番号(公開出願番号):特開2000-317245
出願日: 1999年05月07日
公開日(公表日): 2000年11月21日
要約:
【要約】【課題】 PSA法の処理を効率化し、コスト上昇を抑えて処理量および回収率を高め、効率的な操業を安定して行う。【解決手段】 炭化水素及びまたはH2 からなる可燃成分と、CO2 及びまたはN2 からなる不燃成分で主に構成される原料ガスから可燃成分を回収する際、3基以上の吸着塔を用い、吸着剤の細孔径を可燃成分と不燃成分の分子径の間として、吸着、減圧、脱着、昇圧の各工程からなるサイクルを各塔間でずらして行う。減圧工程で導出したガスをリサイクルガスとして原料ガスとともに吸着工程で供給するのが好ましく、また脱着工程で導出したガスを洗浄ガスとして減圧工程終了後に導入する洗浄工程を行った後に脱着工程を行うのが好ましい。さらに、吸着工程終了後の塔と脱着工程終了後の塔を連結する均圧工程を行うのがよい。【効果】 コークス炉ガス等から高カロリーの都市ガスを安定供給できる。
請求項(抜粋):
原料ガス中の特定成分ガスを吸着する吸着剤を充填した吸着塔が3基以上からなり、原料ガスを昇圧状態の前記吸着塔に供給し、該原料ガス中の特定成分ガスを吸着させ、吸着塔を通過するガスを製品ガスとして回収する吸着工程と、吸着塔内を大気圧付近まで減圧する減圧工程と、減圧後の吸着塔内を負圧にさらに減圧し、吸着した前記特定成分ガスを脱離再生させる脱着工程と、前記回収した製品ガスの一部を吸着塔に戻して、塔内を元の圧力に戻す昇圧工程とからなり、前記各工程からなるサイクルを各吸着塔間でずらして行うガスの分離精製方法において、前記原料ガスを、炭化水素とH2 の一方または双方からなる可燃成分と、CO2 とN2 の一方または双方からなる不燃成分とで主として構成されるガスとし、前記吸着剤の細孔径を、該可燃成分の分子径と該不燃成分の分子径の間の径とした吸着剤を用いることを特徴とするガスの分離精製方法。
IPC (2件):
B01D 53/04 ,  C10K 1/32
FI (2件):
B01D 53/04 B ,  C10K 1/32
Fターム (13件):
4D012CA07 ,  4D012CB16 ,  4D012CD07 ,  4D012CF06 ,  4D012CG01 ,  4D012CJ01 ,  4D012CJ07 ,  4H060AA02 ,  4H060BB32 ,  4H060CC18 ,  4H060DD02 ,  4H060DD07 ,  4H060FF03

前のページに戻る