特許
J-GLOBAL ID:200903060472621309

筒内噴射式火花点火機関

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宇井 正一 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-249174
公開番号(公開出願番号):特開平7-102976
出願日: 1993年10月05日
公開日(公表日): 1995年04月18日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、筒内噴射式火花点火機関に関し、吸気行程中に噴射されピストン頂面に付着する燃料をスワールを利用して確実に霧化させ、意図する均一混合気を形成可能とすることを目的とする。【構成】 特定機関運転状態において、点火栓1近傍に濃厚な混合気を形成するための圧縮行程燃料噴射及びこの濃厚な混合気の回りに均一混合気を形成するための吸気行程燃料噴射を担当し、燃焼室上側の周縁部に位置する燃料噴射弁11と、この特定機関運転状態においてスワールを生成するスワール生成手段と、点火栓1の下方から燃料噴射弁11側に向けて延在し、ほぼ平坦な底面101dを有し、点火栓1側の端面101aが上方向に延在する凹状溝が形成された頂面を有するピストン12とを具備し、ピストン頂面の外周部近傍には、スワールの旋回方向に徐々に下がりながら凹状溝に達する傾斜面102が設けられている。
請求項(抜粋):
燃焼室上側の略中心に位置する点火栓と、少なくとも特定機関運転状態において、前記点火栓近傍に濃厚な混合気を形成するための圧縮行程燃料噴射及び前記濃厚な混合気の回りに均一混合気を形成するための吸気行程燃料噴射を担当し、燃焼室上側の周縁部に位置する燃料噴射弁と、少なくとも前記特定機関運転状態において燃焼室内にその軸線回りに旋回するスワールを生成するスワール生成手段と、前記点火栓の下方から前記燃料噴射弁側に向けて延在し、ほぼ平坦な底面を有し、前記点火栓側の端面が上方向に延在する凹状溝が形成された頂面を有するピストン、とを具備し、前記凹状溝の底面に前記燃料噴射弁から噴射された燃料が斜め上方向から衝突するようになっており、前記ピストンの頂面の外周部近傍には、前記スワールの旋回方向に徐々に下がりながら前記凹状溝に達する傾斜面が設けられていることを特徴とする筒内噴射式火花点火機関。
IPC (4件):
F02B 23/10 ,  F02B 17/00 ,  F02B 31/00 ,  F02D 41/34

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