特許
J-GLOBAL ID:200903060490755550

光ディスク装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-273199
公開番号(公開出願番号):特開平7-105539
出願日: 1993年10月05日
公開日(公表日): 1995年04月21日
要約:
【要約】【目的】 光透過率可変媒体層を設けた光ディスクに情報を高密度に記録、或いは再生しても正確な再生信号を得ることが可能な光ディスク装置を提供する。【構成】 光ディスク1上の予め定められた位置に試験信号発生回路29より発生される試験信号に基づいた記録マークを記録した後、先に設定した最適再生光強度で記録マークを再生する。そして、この再生信号をマーク長-電圧変換回路24を用いてマーク長に応じた再生信号電圧E1 に変換して比較回路25へ出力させ、更に、上記記録した試験信号のマーク長に対応した基準信号電圧E2 を基準電圧回路26から比較回路25に出力させる。比較回路25では、E2 -E1を計算した結果を制御回路32に出力する。制御回路32は、その結果が最も0に近付くように光強度調整回路28を用いて記録レーザ光の光強度を調整させる。
請求項(抜粋):
同心円状又はスパイラル状に案内溝が形成された光透過性基板と、特定波長の光又は光の熱を吸収することにより光透過率が可逆的に変化することを利用して装置側から照射されるレーザ光の実効スポット径を小さくさせるマスク層と、光記録再生可能な情報記録層とが少なくともこの順に積層された光ディスク上に、記録信号に応じて長さが異なる記録マークにより情報を記録し、前記光ディスク上に記録された記録マークのマーク長を検出することで記録された情報を再生する光ディスク装置において、前記光ディスクへの記録動作を行う前に、前記光ディスク上の予め定められた位置に記録レーザ光を照射して試験的な記録信号を記録し、この記録信号を再生して得たマーク長と、前記記録した記録信号が本来有するべきマーク長との差が最も小さくなるように前記記録レーザ光の照射光強度を設定することを特徴とする光ディスク装置。

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