特許
J-GLOBAL ID:200903060496515089

アクリル酸系ポリマー及びこれを配合した乳化組成物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志村 光春
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-327981
公開番号(公開出願番号):特開平10-053625
出願日: 1996年11月21日
公開日(公表日): 1998年02月24日
要約:
【要約】【課題】化粧品や医薬品等(医薬部外品を含む)を含めた広範な分野で使用可能であり、安全性に優れ、かつ使用感触の良好な乳化組成物を提供し得る高分子乳化剤となり得るポリマーを提供することと、このポリマーを主に乳化手段として含んでなる乳化組成物を提供すること。【解決手段】アクリル酸モノマー及び/又はメタクリル酸モノマー並びにアクリル酸エステルモノマー及び/又はメタクリル酸エステルモノマーとを特定割合で共重合させてなる、主に油中水型乳化剤として有用なアクリル酸系ポリマー、並びにこのアクリル酸系ポリマーを含んでなる乳化組成物。
請求項(抜粋):
以下の特徴を有するアクリル酸系ポリマー:1.少なくとも1種の下記一般式(I)で示されるモノマーを50.0重量部以上,99.0重量部以下含んでなることに対応して、少なくとも1種の下記一般式(II)で示されるモノマーを50.0重量部以上,1.0重量部以下含んでなる;【化1】(式中、R1 は同一であっても異なってもよく,水素原子又はメチル基を表し、R2 は炭素数が1以上22以下のアルキル基を表す)2.架橋剤を0.001重量部以上,10.0重量部以下の割合で含む;3.KBr法でFT-IRを測定すると、カルボン酸由来の吸収及びカルボン酸エステル由来の吸収が認められる;4.シリコーン油、非極性油及び極性油のいずれの油分に対しても可溶であり、かつ水に対しては不溶である;5.シリコーン油、非極性油及び極性油のいずれの油分に対しても油中水型の乳化力を有する;6.前記項目5.に関わる油中水型の乳化物が、少なくとも50°Cで1ヵ月の間安定である。
IPC (4件):
C08F220/18 MMC ,  A61K 47/30 ,  C08F220/06 MLR ,  A61K 7/00
FI (4件):
C08F220/18 MMC ,  A61K 47/30 B ,  C08F220/06 MLR ,  A61K 7/00 J

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