特許
J-GLOBAL ID:200903060498286176

非透過物の仕事量の回収を伴うイオン輸送膜による酸素製造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高木 千嘉 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-143833
公開番号(公開出願番号):特開平8-337404
出願日: 1996年06月06日
公開日(公表日): 1996年12月24日
要約:
【要約】【課題】 本発明の課題は、イオン輸送膜による酸素含有ガスからの酸素の分離、および特に酸素透過生成物の利用を伴う、冷却された、酸素減損非透過ガスから有用な仕事量を回収することである。【解決手段】 酸素選択性イオン輸送膜系によって、熱い圧縮された、酸素含有ガス、好ましくは空気から、酸素を回収する。膜からの熱い圧縮された非透過ガスを冷却し、膜の作動温度よりも低い温度で膨張させることによって、そこから有用な仕事量を回収する。回収した仕事量は、液体燃料の酸素富化燃焼、木材パルプ化工程、小製鉄所でのスクラップからのスチールの製造および金属組み立て作業のような用途で、酸素透過生成物と一緒に使用される。冷却し加圧された非透過ガスの膨張によって駆動するガスブースター圧縮器を利用して、酸素透過生成物を圧縮することができる。
請求項(抜粋):
(a) 酸素含有原料ガスの流れを圧縮し、加熱して、熱い圧縮された原料を得;(b) 膜分離領域を供給側と透過側に分割する、一つまたはそれ以上の酸素選択性イオン輸送膜からなる膜分離領域に、前記加熱圧縮された原料を通過させ、そして前記領域の供給側から熱い圧縮された、酸素減損非透過ガスを、そして透過側から熱い酸素透過生成物を回収し、そしてここでは前記膜分離領域は第一の温度で作動するものとし、(c) 前記の熱い圧縮された酸素の減損非透過ガスの少なくとも一部を第二の温度に冷却し、そして(d) 得られた、冷却し加圧された、酸素減損非透過ガスから、ガスをより低い圧力に膨張させることによって有用な仕事量を回収することからなる、酸素含有ガスから酸素を回収する方法。
IPC (4件):
C01B 13/02 ,  B01D 53/22 ,  F01D 15/08 ,  D21C 9/147
FI (4件):
C01B 13/02 Z ,  B01D 53/22 ,  F01D 15/08 C ,  D21C 9/147

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