特許
J-GLOBAL ID:200903060506318465

無菌充填装置における紙容器の殺菌方法及び殺菌装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小西 淳美
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-075376
公開番号(公開出願番号):特開平9-240629
出願日: 1996年03月06日
公開日(公表日): 1997年09月16日
要約:
【要約】【課題】 紙容器の無菌充填装置において、胴貼りカートンによりもたらされる無菌チャンバー内の汚染防止は大きな課題であり、又、カートン底部の折り畳まれた部分の完全殺菌は困難であった。【解決手段】 未殺菌の胴貼りカートン1 はカートン供給部41に供給し、自動的にマンドレル11に装着されてターレット12の回転により、殺菌装置30の下方より殺菌装置30内に搬入される。次に、別途生成した殺菌剤ミストを殺菌装置の噴霧装置から噴霧し、カートンの表面及び底部内面に殺菌剤ミストを付着させる。その後カートンは乾燥装置13に移動し、熱風にて乾燥と同時にカートンを殺菌し、シール装置15にて底部をシールして紙容器3 とする。殺菌された紙容器3 は、無菌充填装置20にて、内面殺菌、乾燥、充填工程を経て無菌製品3aとする。
請求項(抜粋):
無菌チャンバー内で胴貼りカートンから紙容器を形成し、該紙容器を殺菌、充填、シールを行う無菌充填装置において紙容器を殺菌する方法であって、胴貼りしたカートンをマンドレルで角柱状に起こした状態で、カートンの表面及び底部となる内面に殺菌剤のミストを噴霧する工程と、熱風により殺菌剤のミストを乾燥すると同時にカートンの表面及び底部となる内面を殺菌する工程と、殺菌後カートンの底部を形成して紙容器とする工程と、該紙容器の頭部を第一次トップブレーカーでくせ折りした後に、該紙容器の内部に殺菌剤のミストを噴霧する工程と、該殺菌剤を熱風で乾燥すると同時に紙容器内部を殺菌する工程とを、陽圧にした無菌雰囲気中で行うことを特徴とする無菌充填装置における紙容器の殺菌方法。
IPC (3件):
B65B 55/04 ,  B65B 55/10 ,  B65B 55/12
FI (3件):
B65B 55/04 U ,  B65B 55/10 D ,  B65B 55/12
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭59-103818
  • 包装材料の殺菌装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-213771   出願人:大日本印刷株式会社
  • 特開昭59-103818

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