特許
J-GLOBAL ID:200903060510431748
電源装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
高田 守
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-269980
公開番号(公開出願番号):特開平6-121472
出願日: 1992年10月08日
公開日(公表日): 1994年04月28日
要約:
【要約】【目的】 日陰時、負荷に電力を供給する放電系において、蓄電池に単一故障が発生し、1系統の放電が不可となった場合でも、ミッション運用に制限を与えることなく、負荷に対し正常時と同じだけの電力を供給することを目的とする。【構成】 従来の電源装置に充電電流切換判定回路を設け、蓄電池の放電異常を検知して自動的に該当の放電系を電源バスラインより切り離し、電流切換型充放電制御装置内の充電電流切換部に駆動信号を出力するとともに、地上局からのコマンド信号でも充電電流値が切換えられるように構成。【効果】 周回衛星等の不可視域において蓄電池の単一故障が発生した場合でも、正常時と同等の電力供給ができるもので、ミッション運用に制限をあたえることのない電源バスを構成できるという効果がある。また、地上局からのコマンド信号による充電電流の切換えも可能であるため、不測の事態にも速やかに対処できる効果もある。
請求項(抜粋):
太陽電池と、この太陽電池の出力端子とリターン間に並列に接続されたシャント装置と、上記太陽電池の出力端子にアノードが接続され、カソードが電源バスを構成するブロッキングダイオードと、上記電源バスとリターン間に接続されたコンデンサバンク及び負荷と、上記電源バスの電圧を検出し、太陽電池で発生した余剰電力を消費するための駆動信号を出力する誤差増幅回路と、上記誤差増幅回路の出力信号により上記シャント装置を駆動するための制御信号を出力するシャント駆動回路と、上記太陽電池の発生電力がないときに上記負荷に電力を供給するn個の蓄電池と、上記n個の蓄電池を日照時に充電するn個の電流切換型充電制御装置と、上記蓄電池と上記電流切換型充電制御装置の間に直列に各々接続されたn個の電流モニタと、上記電源バスの電圧信号と上記n個の電流モニタ信号から蓄電池の状態をモニタし、日陰時において、(n-1)台の蓄電池が放電しているときにある1台の蓄電池の放電が停止していることを検知して、自動的に該当系の蓄電池を電源バスより切離し、他の蓄電池の充電電流値を切換える駆動信号が電流切換型充電制御装置内の充電電流切換部に出力できる充電電流切換判定装置を具備していることを特徴とする電源装置。
IPC (3件):
H02J 7/35
, B64G 1/44
, G05F 1/67
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