特許
J-GLOBAL ID:200903060510686690

冷凍装置の運転制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 前田 弘 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-050761
公開番号(公開出願番号):特開平5-248713
出願日: 1992年03月09日
公開日(公表日): 1993年09月24日
要約:
【要約】【目的】 圧縮機を高圧保護停止させた後自動復帰させるようにした冷凍装置において、吐出閉鎖弁の閉鎖に起因する破壊を防止する。【構成】 吐出閉鎖弁PV1を有するスクロール型圧縮機2aを冷媒回路2に配置する。冷凍装置の運転中に高圧保護スイッチHPS から高圧過上昇信号を受けると、異常停止手段101により圧縮機2aの運転を停止させ、高圧過上昇信号の出力が停止すると自動復帰制御手段102により圧縮機2aを再起動させる。圧縮機2aが起動してから数分以内の短時間に設定された設定時間が経過する前に高圧過上昇信号が出力されたときには、判別手段103により吐出閉鎖弁PV1の閉鎖閉鎖状態と判定し、自動復帰阻止手段104により、自動復帰制御手段102による圧縮機2aの再起動を阻止する。これにより、停止,自動復帰の繰り返しで高圧保護スイッチHPS が破壊されることを防止する。
請求項(抜粋):
吐出閉鎖弁(PV1)を有するスクロール型圧縮機(2a)を冷媒回路(2)に配置してなる冷凍装置において、上記圧縮機(2a)から吐出される冷媒の圧力が所定値以上になるときを検出して高圧過上昇信号を出力する高圧保護スイッチ(HPS)と、冷凍装置の運転中に上記高圧保護スイッチ(HPS)の出力を受けたとき、圧縮機(2a)の運転を停止させる異常停止手段(101)と、該異常停止手段(101)による異常停止後、上記高圧保護スイッチ(HPS)からの高圧過上昇信号の出力が停止した時に、圧縮機(2a)を自動的に再起動させる自動復帰制御手段(102)とを備えるとともに、上記圧縮機(2a)の起動後の経過時間を積算して設定時間に達すると経過信号を出力する計時手段(TM1)と、該計時手段(TM1)から経過信号が出力される前に上記高圧保護スイッチ(HPS)の高圧過上昇信号を受けたときには、圧縮機(2a)の吐出閉鎖弁(PV1)の閉鎖状態と判定する判別手段(103)と、該判定手段(103)により吐出閉鎖弁(PV1)の閉鎖状態と判定されたときには、上記自動復帰制御手段(102)による圧縮機(2a)の再起動を阻止するよう制御する自動復帰阻止手段(104)とを備えたことを特徴とする冷凍装置の運転制御装置。
IPC (3件):
F25B 1/00 341 ,  F25B 1/00 ,  F25B 1/04
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭61-291867
  • 特開平3-172587

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