特許
J-GLOBAL ID:200903060516185269

車両用暖房装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大川 宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-210518
公開番号(公開出願番号):特開平6-055924
出願日: 1992年08月06日
公開日(公表日): 1994年03月01日
要約:
【要約】【目的】エンジンの始動により比較的迅速に車室内の暖房を実現可能とし、かつ優れた搭載性と、製造コストの低廉化とを同時に実現するとともに、優れた封止性及び耐久性を発揮できるようにする。【構成・作用】歯車ポンプ機構GとウォータジャケットWとを具備する。入力軸5は、密閉空間10を形成するフロントカバー2等に軸受5b及び軸封装置5aを介して支持されている。フロントカバー2には、軸封装置5aの内域と吸入側Sとを連通する導通路31が形成されている。軸封装置5aの内域に及んだシリコンオイルは導通路31を経て吸入側Sへ移送されるため、軸封装置5aには実質的に大きな流体圧力が作用しない。
請求項(抜粋):
エンジンに連結された入力軸と、該入力軸に固着された駆動歯車と、従動軸に固着され該駆動歯車と噛合する従動歯車とを有し、密閉空間内において、該駆動歯車と該従動歯車との回転により粘性流体を強制移送し、かつ吐出側から吸入側への内部漏れによる粘性流体の逆流を促して、該粘性流体を発熱させる歯車ポンプ機構と、該歯車ポンプ機構を囲繞する外域に形成され、該粘性流体の発生熱を循環水の温度上昇に変換するウォータジャケットと、を具備し、前記入力軸は、前記密閉空間を形成する形成部材に軸受及び軸封装置を介して支持され、該形成部材には、該軸封装置の内域と前記吸入側とを連通する導通路が形成されてなることを特徴とする車両用暖房装置。

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