特許
J-GLOBAL ID:200903060518535593

テープカートリッジ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 折寄 武士
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-331177
公開番号(公開出願番号):特開平11-149748
出願日: 1997年11月14日
公開日(公表日): 1999年06月02日
要約:
【要約】【課題】 リールロックの安定化と本体ケースのクリープ変形の防止とを同時に図る。【解決手段】 本体ケース1内に単一のテープリール2を有する。テープリール2のハブ底壁7上に、上下動自在のブレーキボタン12を備えている。ハブ底壁7とブレーキボタン12とが凹凸係合することにより、テープリール2の回り止めが図られる。ブレーキボタン12と本体ケース1の上壁15との間にスプリング17を介装する。スプリング7のばね圧でブレーキボタン12を常に押し下げてテープリール2の回り止めを図る。ブレーキボタン12の下面側に磁石20を配設する。ハブ底壁7側に磁性体21を配設し、磁石20と磁性体21との吸着作用でもリールロックを図る。磁性体21には、駆動装置側のロック解除ピン19が係入することを許す底孔9を設けてある。
請求項(抜粋):
プラスチック製の本体ケース1内に、テープリール2がケース底壁3の駆動軸挿入口4上で回転自在に収容されており、テープリール2は、中央に上面が開口する有底筒状のハブ6を有し、このハブ6のハブ底壁7の外側下面が駆動軸挿入口4に臨んでおり、ハブ底壁7の中心に、駆動装置側のロック解除ピン19の挿入を許す底孔9が設けてあり、ハブ底壁7の内側上面には、底孔9の外周に係合歯10が放射状に設けられており、ハブ6の内部には、ブレーキボタン12が上下動自在に内蔵されており、ブレーキボタン12の下面には、前記係合歯10と凹凸係合する被係合歯11が放射状に設けられており、ブレーキボタン12と、これの上方に対向する本体ケース1の上壁15との間には、ブレーキボタン12を下向きに押圧付勢するスプリング17が介装されているテープカートリッジにおいて、ハブ底壁7側と、ブレーキボタン12の下面とには、一方に磁石20が、他方に磁石20に吸着する磁性体21がそれぞれ設けられていることを特徴とするテープカートリッジ。

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