特許
J-GLOBAL ID:200903060521488776

抗D-免疫グロブリンGの濃縮物の製造方法、それを含む製薬的調剤

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 萩野 平 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-337017
公開番号(公開出願番号):特開平7-206708
出願日: 1994年12月27日
公開日(公表日): 1995年08月08日
要約:
【要約】【目的】 RhD因子に感作されたドナーのRh陰性血および抗D-IgG含有血漿分画を、A)カルボキシメチル基をもち、抗D-IgGが結合する吸着剤を用いて、pH3.5〜6.5電導度2〜4 mS /cmにてイオン交換クロマトグラフィにかけ、B)抗D-IgGの結合した吸着剤を、pH5〜8電導度2〜4mS/cmの洗浄液でリンス後抗D-IgGを溶出し、C)pH6〜8及び電導度2〜4mS/cmで溶出した抗D-IgGを、アルカリ性吸着剤で処理し、抗D-IgGを濃縮させて、ヒト血漿から、全IgG1g 当たり1%以上の抗D-IgG特異活性をもつ抗D免疫グロブリンG調剤を製造する。【効果】 IgGサブクラス1と3の抗D免疫グロブリンが特量的に濃縮される、純粋な抗D濃縮物を簡単に製造できる。
請求項(抜粋):
RhD因子に感作されたドナーのRh陰性血、および抗D-IgG含有血漿分画を、A) 官能基としてカルボキシメチル基をもち、抗D-IgGが結合する吸着剤を用いて、pH3.5〜6.5、電導度2〜4 mS /cmにて, イオン交換クロマトグラフィにかけ、B) 抗D-IgGの結合した吸着剤を、まずpH5〜8及び電導度2〜4mS/cmの洗浄液でリンスし、続いて抗D-IgGを溶出し、次いでC) pH6〜8及び電導度2〜4mS/cmで溶出した抗D-IgGを、不要の成分を結合させるためのイオン交換特性を有するアルカリ性吸着剤で処理し、抗D-IgGを濃縮させる、ことを特徴とするヒト血漿から、全IgG1g 当たり1%以上の抗D-IgG特異活性をもつ抗D免疫グロブリンG調剤を製造する方法。
IPC (8件):
A61K 39/395 ,  A61K 9/08 ,  A61K 47/02 ,  A61K 47/18 ,  A61K 47/26 ,  C07K 1/18 ,  C07K 16/34 ,  A61K 47:26

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