特許
J-GLOBAL ID:200903060522779405

分子動力学計算装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-071967
公開番号(公開出願番号):特開平5-274277
出願日: 1992年03月30日
公開日(公表日): 1993年10月22日
要約:
【要約】【目的】本発明は、並列計算機を用いて分子動力学計算による物理現象シミュレーションを高速に実行する。【構成】シュミレーション空間内に分布する粒子に対し粒子割当て演算部13により各粒子を同数に割当てるように分割しシュミレーション空間における粒子間の近傍関係とPE間接続の近傍関係を対応させ、この粒子割当て演算部13で割当てられた各PEの担当する粒子の近傍粒子データにより近傍粒子テーブル141を生成するとともに、該近傍粒子テーブル141より所定距離内にある粒子を選択しブックキーピングテーブル142を生成し、このブックキーピングテーブル142により粒子間力計算部16で自分の粒子に働く粒子間力を計算するようにしている。
請求項(抜粋):
複数のプロセッサを接続して構成される並列計算機を用いて多数の粒子の運動をシュミレートする分子動力学計算装置において、シュミレーション空間内に分布する粒子を同数に割当てるように分割し該シュミレーション空間における粒子間の近傍関係と前記プロセッサ間接続の近傍関係を対応させる分割割当て手段と、この分割割当て手段で割当てられた各プロセッサの担当する粒子の近傍粒子データに基づいて所定距離内にある粒子を選択しブックキーピングテーブルに生成するテーブル生成手段と、このテーブル生成手段により生成されたブックキーピングテーブルにより自分の粒子に働く粒子間力を計算する計算手段とを具備したことを特徴とする分子動力学計算装置。

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