特許
J-GLOBAL ID:200903060523381456

空気入りラジアルタイヤ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 蔦田 璋子 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-140229
公開番号(公開出願番号):特開平10-329511
出願日: 1997年05月29日
公開日(公表日): 1998年12月15日
要約:
【要約】【課題】 空気入りラジアルタイヤにおいて、トレッド部の曲げに対する強さ分布の最適配置により、タイヤ重量を増加することなく、車内騒音性能を向上させる。【解決手段】 ベルト層6のコード角度をタイヤ周方向に対し28°〜35°とし、トレッド部5の表面のセンターCから接地端Eまでの距離を4等分する位置の点P1 、点P2 および点P3 におけるトレッド表面からベルト層6もしくは該ベルト層上の補強層7までのゴム厚L,M,Nを、点P2 のゴム厚Mを基準にし、点P2 のゴム厚Lを0.7M〜0.8Mとし、点P3 のゴム厚Nを1.2M〜1.3Mとする。さらに空気圧30KPaでのトレッド外周を、トレッド表面を前記同様に4等分して四つの領域A1 〜A4 に区分したとき、センターC側から第1〜第3の領域A1 〜A3 の少なくとも一つに、タイヤ外方に曲率中心を持つ逆アール部分Raを有する形状とする。
請求項(抜粋):
両端がビード部で折返されて支持されたカーカスと、トレッド部とカーカスの間に配されたベルト層とを有するラジアルタイヤであって、ベルト層のコード角度がタイヤ周方向に対して28°〜35°の範囲にあり、またトレッド表面における幅方向センター(C)から接地端(E)までの距離を4等分する位置を、センター(C)側から順に1/4 点(P1 )、2/4 点(P2)および3/4 点(P3 )とし、これら各点(P1 )(P2 )および(P3 )におけるトレッド表面からベルト層もしくは該ベルト層上の補強層までのゴム厚をそれぞれ(L)(M)(N)とするとき、前記2/4 点(P2 )のゴム厚(M)を基準にして、前記1/4 点(P1 )のゴム厚(L)および前記3/4 点(P3 )のゴム厚(N)が、それぞれL=0.7M〜0.8MN=1.2M〜1.3Mであり、さらに空気圧30KPaでのタイヤ外周形状が、トレッド表面を前記同様に4等分して四つの領域(A1 )〜(A4 )に区分したとき、センター(C)側から第1〜第3の領域(A1 )〜(A3 )の少なくとも一つに、タイヤ外方に曲率中心を持つ逆アール部分を有していることを特徴とする空気入りラジアルタイヤ。
IPC (3件):
B60C 11/00 ,  B60C 9/08 ,  B60C 9/18
FI (3件):
B60C 11/00 F ,  B60C 9/08 C ,  B60C 9/18 K

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