特許
J-GLOBAL ID:200903060526977716

車両用空調制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大貫 和保 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-336404
公開番号(公開出願番号):特開平10-157444
出願日: 1996年12月02日
公開日(公表日): 1998年06月16日
要約:
【要約】【課題】 エンジン冷却水を熱源とするヒータコアとPTCヒータとを備えた車両用空調制御装置において、エンジン冷却水の温度が低い暖房初期において、足元吹出口からもデフロスト吹出口からも温風を供給できるようにし、吹出モードに応じてPTCヒータの通電を適切に制御し省エネを図る。【解決手段】 ヒータコア9の下流側に第1及び第2のPTCヒータ13、14を設け、第2のPTCヒータ14をフット吹出部12cに配置する。PTCヒータの使用が必要となる条件下において、吹出モードがフットモード又はデフフットモードに設定されている場合に全PTCヒータに通電し、吹出モードがデフロストモードに設定されている場合に第2のPTCヒータ14への通電を遮断して第1のPTCヒータ13のみに通電する。
請求項(抜粋):
空調ダクト内に送風機と、エンジン冷却水を熱源として前記送風機によって吸引された空気を加熱するヒータコアとを有し、足元へ空気を吹き出すフット吹出部及びガラス面に沿って空気を吹き出すデフロフト吹出部とが空調ダクトの下流側に形成され、前記吸引された空気を開放されている前記吹出口から車室へ供給するようにした車両用空調制御装置において、前記ヒータコアの下流側に複数のPTCヒータを設け、これら複数のPTCヒータのうちの一部を前記フット吹出部に配置し、前記PTCヒータの使用が必要となる条件下において、吹出モードが前記フット吹出部を開とするモードに設定されている場合に前記複数のPTCヒータの全部に通電する全通電手段と、吹出モードが前記フット吹出部を閉とするモードに設定されている場合に前記フット吹出部に配されたPTCヒータへの通電を遮断し、残りのPTCヒータに通電する一部通電手段とを備えたことを特徴とする車両用空調制御装置。

前のページに戻る