特許
J-GLOBAL ID:200903060530215227

電気機器のワニス含浸方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 則近 憲佑
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-270011
公開番号(公開出願番号):特開平6-121496
出願日: 1992年10月08日
公開日(公表日): 1994年04月28日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 固定子を気密性の袋により覆った状態でワニス含浸を行なう所謂真空パック方法及び脱気方法において、固定子鉄心内径側スロット出口に余分なワニスの形成を防止する共に、更にワニスを減圧状態で含浸させたとき口出ケーブル線接続部よりワニスの侵入を防止する電気機器のワニス含浸方法を提供する。【構成】 電気機器のワニス処理方法は鉄心2とこの鉄心2に設けられた巻線3とからなる固定子を気密性を有する袋6により覆った後、袋内を減圧し、この減圧状態で袋内に収容したワニス7の前記固定子への含浸方法に関し、巻線体を袋に覆う前に、コイル端末部8と口出ケーブル線4との接続部全体を自己融着性の絶縁物を巻回し、その上に所定の絶縁物で覆ってコイルエンド部8に固定する。更に固定子鉄心2内径側のスロット出口部分に余分なワニス付着防止用絶縁紙23を挿入固定し、袋内に収容したワニス7を巻線体に含浸させる。
請求項(抜粋):
鉄心とこの鉄心に設けられた巻線とからなる巻線体を気密性ある袋により覆い、この後その袋内を減圧し、この減圧状態で前記袋内に収容したワニスを前記巻線体に含浸させるようにした方法であって、前記巻線体を袋により覆う前に、前記固定子鉄心内径面と袋内径部間の両端部にワニスに対する剥離性の良い切込溝の入った絶縁片部を有する絶縁紙の絶縁片部を挿入配置し、前記袋が巻線体を覆い袋内を減圧したのち巻線及びスロット内に含浸されたワニスを加熱硬化させ、固定子鉄心両側端面及びスロット出口部にワニスが密着するように形成したことを特徴とする電気機器のワニス含浸方法。
IPC (2件):
H02K 15/12 ,  H02K 3/38

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