特許
J-GLOBAL ID:200903060534757601
赤外線温度計測装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
八幡 義博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-076291
公開番号(公開出願番号):特開平6-265412
出願日: 1993年03月10日
公開日(公表日): 1994年09月22日
要約:
【要約】【目的】 表示温度の高速自動追従ができる赤外線温度計測装置を提供する。【構成】 4では、測定視野内で取得された赤外線画像データの1画面分(フレームデータZ)が表示系の同期信号に従って画素単位に一定の順序で読み出されるが、時間的に1つ前のZが5に、1つ後のZが6に与えられる。5はZの全て又は画面中心付近の所定領域内の画像データについて最大値及び最小値の検出をする。11は検出された最大値及び最小値から表示最大温度及び表示最小温度を算出し、その表示最小温度を内容とするXを出力すると共に、表示最大温度と表示最小温度の温度差で階調ステップ数を除算して形成したYを出力する。6は入力するZについてその先頭データから順にXを減算し、7は6の出力とYとを乗算しそれを表示データZ′として出力する。
請求項(抜粋):
測定視野内で取得した赤外線画像データを画像メモリに格納し、それに基づき形成した表示データにより表示部に測定対象の表面温度分布を表示する赤外線温度計測装置において; 前記画像メモリから1画面分の画像データが画素単位に一定の順序で読み出される度に、その1画面分の全画像データについて、または、その1画面の中心付近の所定領域の画像データについて、先頭画素入力データの値を最大値及び最小値の初期値として記憶すると共に、2番目以降に入力する各画素データについて今回値が前回までに検出した最大値よりも大きいときは今回値を最大値として更新記憶し、また今回値が前回までに検出した最小値よりも小さいときは今回値を最小値として更新記憶することを行い、検出した最大値及び最小値を出力する最大最小値検出部と; 前記検出した最大値及び最小値を受けて、冗長度幅を見込んだ表示最大温度及び表示最小温度を算出し、その表示最小温度を内容とする基準データを出力すると共に、表示最大温度と表示最小温度の温度差で階調ステップ数を除算して形成した階調データを出力する演算手段と; 前記画像メモリから画素単位に一定の順序で読み出される1画面分の画像データについてその先頭データから順に前記基準データを減算して出力する減算部と; 前記減算部の出力データと前記階調データとを乗算しそれを前記表示データとして出力する乗算部と; を備えたことを特徴とする赤外線温度計測装置。
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