特許
J-GLOBAL ID:200903060534913883

車両制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-252906
公開番号(公開出願番号):特開2000-080828
出願日: 1998年09月07日
公開日(公表日): 2000年03月21日
要約:
【要約】【課題】 入力音声から予め登録された使用者を正確に判定して車両制御を実行し得る車両制御装置を提供する。【解決手段】 車室内外に設けられた複数のマイクのいずれかから音声信号が入力されると、この音声信号から音声認識用の音声データと話者認識用の声紋データとを生成し、その生成した音声データ及び声紋データを用いて、入力音声が予め登録された使用者固有の音声IDであるか否かを判断する(S310〜330)。そして、入力音声が音声IDであれば、その後入力される音声信号からドアの施錠・解錠,トランクのオープンといった車両制御用の音声コマンドを認識し(S370)、この音声コマンドに対応した指令を、車内LANを使って、対応する制御装置に送信する(S410)。この結果、音声IDを他人に聞かれ、他人が音声IDを入力したとしても、この入力により使用者を誤認識して、音声入力による車両制御を開始してしまうことはなく、セキュリティを向上できる。
請求項(抜粋):
外部から入力される音声を電気信号に変換する音声入力手段と、該音声入力手段からの音声信号を処理して、音声認識用の音声データ及び話者認識用の声紋データを生成する音声信号処理手段と、該音声信号処理手段にて生成された音声データと、予め車両制御用として登録された音声データとを比較して、前記音声入力手段への入力音声が車両制御用の音声であるか否かを判断する音声認識手段と、該音声認識手段により入力音声が車両制御用の音声であると判断されると、該入力音声に対応した車両制御を行う制御手段と、前記音声信号処理手段にて生成された音声データと、予め登録された使用者識別用の音声データとを比較して、音声入力してきた話者が予め登録された使用者であるか否かを判断する第1の話者認識手段と、前記音声信号処理手段にて生成された声紋データと、予め登録された使用者識別用の声紋データとを比較して、音声入力してきた話者が予め登録された使用者であるかを否かを判断する第2の話者認識手段と、常時は前記音声認識手段の動作を禁止し、前記第1及び第2の話者識別手段にて、共に、音声入力してきた話者が予め登録された使用者であると判断されると、その後、予め設定された禁止条件が成立するまで、前記音声認識手段の動作を許可して、前記音声認識手段及び制御手段による入力音声に基づく車両制御を実行させる音声認識許可手段と、を備えたことを特徴とする車両制御装置。
IPC (8件):
E05B 49/00 ,  B60R 16/02 655 ,  G06F 3/16 320 ,  G06F 3/16 340 ,  G10L 17/00 ,  G10L 15/00 ,  G10L 15/28 ,  G10L 15/10
FI (8件):
E05B 49/00 T ,  B60R 16/02 655 A ,  G06F 3/16 320 G ,  G06F 3/16 340 M ,  G10L 3/00 545 A ,  G10L 3/00 551 J ,  G10L 3/00 571 K ,  G10L 9/06 B
Fターム (11件):
2E250AA21 ,  2E250BB04 ,  2E250DD10 ,  2E250FF09 ,  2E250JJ03 ,  2E250LL01 ,  2E250LL14 ,  5D015AA03 ,  5D015CC04 ,  5D015KK01 ,  5D015LL10
引用特許:
審査官引用 (7件)
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