特許
J-GLOBAL ID:200903060544554148

転炉における高吹止Mn操業方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 萩原 康弘 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-114076
公開番号(公開出願番号):特開平8-283817
出願日: 1995年04月17日
公開日(公表日): 1996年10月29日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、転炉における脱燐溶銑の脱炭精錬の際に、高Mn歩留りを得て、Fe-Mn系合金の大幅削減を可能にする方法を提供する。【構成】 脱燐溶銑を転炉に装入し、Mn焼結鉱を添加する精錬方法において、Mn焼結鉱のCaO/SiO2 を3以上、Al2 O3 を2〜10%とすると共に、[C]≦0.5%になった時点で5mm以下のコークス粉をスラグ内に1.5〜5.0kg/t吹き込み、[C]≧0.10%で吹止ることを特徴とする高吹止Mn操業方法。【効果】 高Mn歩留りがもたらすFe-Mn系合金の大幅削減と、転炉での生石灰原単位削減の両面から、極めて大きいメリットが得られる。
請求項(抜粋):
溶銑予備処理にて脱燐処理し排滓した溶銑を、転炉に装入し、当該精錬初期にMn焼結鉱を添加する脱炭精錬方法において、前記Mn焼結鉱のCaO/SiO2 を3以上、Al2 O3 濃度を2〜10%とすると共に、[C]濃度が0.5%以下になった当該精錬末期に、粒径5mm以下のコークス粉を炉内で生成したスラグ内に1.5〜5.0kg/t吹き込み、[C]≧0.10%で吹止ることを特徴とする転炉における高吹止Mn操業方法。

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