特許
J-GLOBAL ID:200903060546203849

トリポート型等速ジョイント

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 千葉 剛宏 ,  宮寺 利幸 ,  鹿島 直樹 ,  田久保 泰夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-043764
公開番号(公開出願番号):特開2008-208858
出願日: 2007年02月23日
公開日(公表日): 2008年09月11日
要約:
【課題】トリポート型等速ジョイントのアウタ部材を、小型でありながらも樹脂製ブーツを容易に組み付け可能な構成とする。【解決手段】アウタ部材14の有底筒状部12の内壁面には、互いに120°離間した3本のトラック溝22a〜22cが形成されている。これらトラック溝22a〜22cは、有底筒状部12の外周面に沿って延在する方向に設けられた底壁24と、該底壁24から略垂直に立ち上がって互いに対向する2面の側壁26、26とから構成される。この中、側壁26、26の近傍には、高周波焼入れが施されることによって、厚みが0.8〜3mmの範囲内である焼入れ硬化層が設けられている。一方、底壁24に対しては高周波焼入れが施されておらず、このため、該底壁24の近傍には、焼入れ硬化層28が形成されていない。【選択図】図4
請求項(抜粋):
第1伝達軸に連結される軸部と、内壁に軸線方向に沿って延在する複数個のトラック溝が設けられた筒状部とを有するアウタ部材と、 前記筒状部に挿入された第2伝達軸に嵌合される円環部と、前記円環部から前記トラック溝の各々に向かって膨出した複数個のトラニオンとを有するインナ部材と、 前記トラニオンの各々に外嵌され、且つ前記トラック溝の各々に摺動自在に係合される複数個の転動部材と、 を具備し、 前記トラック溝は、底壁と、前記転動部材が摺接する側壁とを有し、 前記底壁における硬化層の厚みが0〜2mmであるとともに、前記側壁における硬化層の厚みが0.8〜3mmの範囲内で且つ前記底壁の硬化層の厚みに比して大きいことを特徴とするトリポート型等速ジョイント。
IPC (2件):
F16D 3/205 ,  F16D 3/20
FI (2件):
F16D3/205 M ,  F16D3/20 F
引用特許:
出願人引用 (1件)

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