特許
J-GLOBAL ID:200903060554795380

論理シミュレーション方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-064772
公開番号(公開出願番号):特開平7-271834
出願日: 1994年04月01日
公開日(公表日): 1995年10月20日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】被試験論理回路のリクエスト制御論理検証に有効となる試験プログラムを自動生成し、論理検証を効率良く行うことのできる論理シミュレーション方式を提供する。【構成】試験プログラム1と、機械語命令のアドレスおよび、データ形式を規定した機能仕様、プロセッサに内蔵されるキャッシュなどのメモリ構成仕様、あるプロセッサから発行されるリクエスト制御における動作仕様を記憶する動作パラメータ2と、読み出した機械語命令にリクエストが発生するか否か解析し、発生を認識した機械語命令群とそれに付随するリクエスト情報を入力値パラメータ31に記憶させ、リクエスト発生用試験プログラム32として編集を行うリクエスト生成装置3と、期待値の作成と被試験論理回路の論理検証を行う論理シミュレータ4と、論理シミュレーションにおいて異常を検出した際に、期待値パラメータ51と、結果値52を比較させ不良要因が発生した箇所を判定する比較判定装置5とから構成されている。
請求項(抜粋):
複数の機械語命令を組み合わせて構成される試験プログラムを実行することにより、被試験論理回路の不良を検証する論理シミュレーション方式において、試験プログラムを構成する機械語命令のアドレスおよび、データ形式を規定した機能仕様、プロセッサに内蔵されるキャッシュなどのメモリ構成仕様、あるプロセッサから発行されるリクエストの種類とその条件などリクエスト制御における動作仕様を記憶する動作パラメータを具備し、試験プログラムを構成する機械語命令群を読み込む手段と、読み込んだ機械語命令のアドレスおよび、データが内蔵するメモリに存在するか否か解析し、リクエストの発生有無を認識する手段と、リクエストが発生すると認識された機械語命令群を試験プログラムから入力値パラメータへ抽出する手段と、抽出された入力値パラメータをリクエスト発生用試験プログラムとして編集する手段と、編集されたリクエスト発生用試験プログラムを予め正常性が確認されている論理回路に対して実行することにより、期待値パラメータとしてメモリ・レジスタなどの値を事前に生成する手段を有した試験プログラム生成装置を具備することにより、既存の試験プログラムから、被試験論理回路のリクエスト制御論理検証に有効となる機械語命令群だけを抜き出し、リクエスト発生用試験プログラムとして編集することを特徴とする論理シミュレーション方式。

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