特許
J-GLOBAL ID:200903060556663430

移動無線システムにおける無線基地局アンテナ指向特 性の制御システム

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-056628
公開番号(公開出願番号):特開平9-214421
出願日: 1996年02月08日
公開日(公表日): 1997年08月15日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】基地局に設けられたアンテナの指向性を移動無線機から送られてきた無線信号レベルの大きい方向に向くように制御し、送信電力及び電波干渉の軽減、周波数の有効利用度の向上等を図る。【解決手段】無線基地局1に具備されている複合アンテナ10は2種類の機能(作用)を有する。その1は所管するサービスエリヤの任意の場所に存在する移動無線機に対し、制御信号を常時送受信すると共に移動無線機の現在位置を確認・追跡可能な機能であり、その2は任意の移動無線機との交信には複合アンテナの一部のみを使用し、他の部分の使用による不必要な電波の放射を防止する機能である。これらの機能を持たせるためアンテナは制御部14の制御により、任意の組合わせで使用が可能なように同一特性を有する複数の基本アンテナから構成され、かつこれら基本アンテナは水平面内指向特性として狭ビーム特性を有しており、チルト角制回路11によりそれぞれチルト角を制御する。
請求項(抜粋):
複数のゾーンをそれぞれカバーしてサービスエリアを構成する各無線基地局(1)と、ゾーンを横切って前記無線基地局と交信するための無線チャネルを用いた各移動無線機(100)との間の通信を管理するための移動通信制御局(30)と、前記移動通信制御局と伝送路により結合されている電話網(40)に含まれている電話機とがあり、前記無線基地局と前記移動無線機との間で行う無線移動通信のために前記無線基地局に具備されている複合アンテナは複数の同一特性を有する基本アンテナから構成され、水平面内指向特性として狭ビーム特性を有し、前記無線基地局に具備されている制御部の制御により任意の組合わせで使用が可能であり、かつそれぞれチルト角制御が可能であるように構成されているとき、前記移動無線機と前記無線基地局との通信においては前記制御部は通信に適する前記基本アンテナの1つまたは複数を特定し、かつ前記各基本アンテナのチルト角制御量を決定し、それぞれその制御の実行により前記無線基地局に具備された無線機により前記移動無線機との良好な通信を行うことを可能とする移動通信システムにおける無線基地局アンテナ指向特性の制御システム。
IPC (3件):
H04B 7/26 ,  H01Q 3/36 ,  H01Q 21/28
FI (3件):
H04B 7/26 B ,  H01Q 3/36 ,  H01Q 21/28

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