特許
J-GLOBAL ID:200903060557350657

工業用ロボット

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-145619
公開番号(公開出願番号):特開平10-329062
出願日: 1997年06月03日
公開日(公表日): 1998年12月15日
要約:
【要約】【課題】 アームの先端側の厚さを薄くし、回転体の回転位置によって長尺部材の巻回位置が回転体の軸線方向に変動することなく、さらに、温度変化等の外乱がある場合でも、長尺部材の張力をほぼ一定に保つ。【解決手段】 第1のプーリ81と第2のプーリ82との間に中間プーリ83が設けられ、第1の長尺部材84の一端が第1のプーリに巻回されて固定されるとともに、第1の長尺部材の他端側が第2のプーリに巻回された後、中間プーリに巻回されて固定される。第2の長尺部材84はその一端が第1のプーリに巻回されて固定されるとともに、他端が中間プーリに巻回されて固定される。中間プーリは、その軸線方向に沿って分割されるとともにそれら分割された各分割プーリは相対回転可能とされ、それら分割プーリの間に弾性部材が介装される。
請求項(抜粋):
基端側に第1の回転体が先端側に第2の回転体がそれぞれ設けられ、それら両回転体間の回転力が第1,第2の長尺部材を介して伝達されるアームを備える工業用ロボットであって、前記第1の回転体と前記第2の回転体との間に中間回転体が設けられ、前記第1の長尺部材の一端が前記第1の回転体と第2の回転体とのいずれか一方側の回転体に巻回されて固定されるとともに、該第1の長尺部材の中間部が前記第1の回転体と第2の回転体のうちの他方側の回転体に巻回され、さらに第1の長尺部材の他端が前記中間回転体に巻回されて固定され、前記第2の長尺部材は第1の長尺部材に対し前記一方側の回転体及び中間回転体の軸線方向にずらして配置され、かつ、該第2の長尺部材の一端が前記一方側の回転体に前記第1の長尺部材の巻回方向とは逆方向に巻回されて固定されるとともに、該第2の長尺部材の他端が前記中間回転体に前記第1の長尺部材の他端の巻回方向とは逆方向に巻回されて固定されていることを特徴とする工業用ロボット。
IPC (2件):
B25J 9/06 ,  B25J 17/00
FI (2件):
B25J 9/06 D ,  B25J 17/00 G

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