特許
J-GLOBAL ID:200903060563009932

複数の液体吐出部間の吐出量調整方法、それを用いたインクジェットヘッドの駆動方法及びこれを実行するインクジェット装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 若林 忠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-170310
公開番号(公開出願番号):特開平10-016226
出願日: 1996年06月28日
公開日(公表日): 1998年01月20日
要約:
【要約】【課題】ヘッドの温度上昇による吐出量変動や、吐出ノズル間あるいは吐出ノズル群間での個体差による吐出量のばらつきを抑える。【解決手段】各吐出口に対応してそれぞれ2個の電気熱変換体を有するインクジェットヘッドを使用し、プレパルス条件による制御とずらし時間τによる制御を併用する。吐出口からインクを吐出させるための吐出パルスを各電気熱変換体に印加するのに先行して、インクの吐出に至らない程度のパルスをプレパルスとして印加することにする。吐出ノズル間あるいは吐出ノズル群間の個体差に基づくデータを読み出し、電気熱変換体間での吐出パルス印加のタイミングのずらし時間τを設定する(ステップ151)。ヘッド温度を検知し(ステップ152)、ヘッド温度に対応するプレパルス条件を選択して(ステップ157)、既に設定したずらし時間τ及び選択されたプレパルス条件に応じてインクを吐出させ、印字を行なう(ステップ158)。
請求項(抜粋):
液体吐出用の気泡を形成するための複数の電気熱変換体を一液路に対応して備えている液体吐出部の複数に対して、該複数の電気熱変換体を共に駆動することで吐出する液体の吐出量を同等化するための吐出量調整方法において、該複数の電気熱変換体の少なくとも一つに与える駆動条件が加熱用のプレパルスと休止時間と気泡形成用のメインパルスとの総合による液体吐出信号であって、該加熱用のプレパルス幅及び前記休止時間の少なくとも一方を可変にするとともに、前記複数の電気熱変換体それぞれに与えられるメインパルスにおける相互の印加開始時間の時間差を可変にすることを特徴とする、複数の液体吐出部間の吐出量調整方法。
IPC (3件):
B41J 2/05 ,  B41J 2/205 ,  B41J 2/12
FI (3件):
B41J 3/04 103 B ,  B41J 3/04 103 X ,  B41J 3/04 104 F
引用特許:
審査官引用 (5件)
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