特許
J-GLOBAL ID:200903060565359000

内燃機関の制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡部 敏彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-287122
公開番号(公開出願番号):特開平5-099030
出願日: 1991年10月07日
公開日(公表日): 1993年04月20日
要約:
【要約】【目的】 吸気弁及び/又は排気弁の弁作動特性が変更可能な内燃機関の各気筒の燃焼室に供給される混合気の空燃比をより正確に制御する。【構成】 吸気管付着燃料量TWP(N)の算出に用いる直接率(噴射された燃料のうち、燃焼室に吸入される燃料の割合)A及び持ち去り率(吸気管付着燃料のうち、燃焼室に持ち去られる燃料の割合)Bが、機関冷却水温度TW及び吸気管内絶対圧PBAに応じて、弁作動特性(低速バルブタイミング/高速バルブタイミング)に対応して設定されたマップを用いて算出される(S2,S3)。直接率A及び持ち去り率Bは弁作動特性及び機関回転数に応じて補正され(S3,S5,S6)、補正された直接率Ae及び持ち去り率Beを用いて吸気管付着燃料量TWP(N)が算出される(図3)。燃料噴射量Toutは、TWP(N),Ae及びBeを用いて算出される(S9〜S12)。
請求項(抜粋):
吸気弁及び排気弁の少なくとも一方の弁作動特性を変更可能な動弁装置を有する内燃機関の制御装置であって、前記機関の回転数及び負荷状態に基づいて該機関に供給すべき燃料量を算出する供給燃料量算出手段と、前記機関の吸気管の壁面に付着する付着燃料量を予測する付着燃料量予測手段と、前記吸気管壁面に付着している燃料から蒸発して前記機関の燃焼室に持ち去られる持ち去り燃料量を予測する持ち去り燃料量予測手段と、前記供給燃料量算出手段により算出された燃料量を、前記付着燃料量と持ち去り燃料量とに応じて補正する供給燃料量補正手段と、該供給燃料量補正手段により補正された量の燃料を前記機関の吸気管内に噴射する燃料噴射手段とを有する制御装置において、前記弁作動特性に応じて前記付着燃料量及び持ち去り燃料量を補正する予測燃料量補正手段を設けたことを特徴とする内燃機関の制御装置。
IPC (2件):
F02D 41/04 330 ,  F02D 41/34

前のページに戻る