特許
J-GLOBAL ID:200903060570411940

サーミスタ状態検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 五十嵐 孝雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-241212
公開番号(公開出願番号):特開平10-062266
出願日: 1996年08月23日
公開日(公表日): 1998年03月06日
要約:
【要約】【課題】 モータのコイル温度を測定するサーミスタに生じた異常を検出する。【解決手段】 三相同期モータ40におけるコイルの抵抗値からコイル温度を推定し、サーミスタ80による測定値と比較する。コイル温度を推定するには、まず、角度検出器142から電気角を入力し、所定の相電圧がゼロクロスするタイミングで計測電圧を印加して、この計測電圧に対応する電流値を測定する。また、検出した電気角からインダクタンスを求め、このインダクタンスの値と測定した電流値とからコイル抵抗を求め、コイルの抵抗値を基にコイル温度を推定する。推定したコイル温度とサーミスタ80によって測定したコイル温度との誤差が、所定の値を超えた場合には、サーミスタ80に異常が生じたと判断する。
請求項(抜粋):
モータのコイル温度を測定するために設けたサーミスタの状態を検出するサーミスタ状態検出装置であって、前記モータの電気角を検出する角度検出器と、前記モータのコイルに対して計測用の電圧を印加し、この時に前記コイルに流れる電流の挙動を検出する電流挙動検出手段と、該電流挙動検出手段が検出した電流の挙動と、前記角度検出器が検出した電気角とから、前記コイルの抵抗値を算出するコイル抵抗算出手段と、前記コイル抵抗算出手段により算出された前記コイルの抵抗値を基に、前記コイルの温度を推定するコイル温度推定手段と、前記コイル温度推定手段が推定した前記コイルの温度と、前記サーミスタが測定した前記コイル温度とを比較して、前記サーミスタの状態を判定するサーミスタ状態判定手段とを備えたサーミスタ状態検出装置。
IPC (3件):
G01K 7/24 ,  G01K 13/08 ,  H02P 5/00
FI (3件):
G01K 7/24 G ,  G01K 13/08 B ,  H02P 5/00 T

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