特許
J-GLOBAL ID:200903060578291219

磁気探傷装置の校正方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-331874
公開番号(公開出願番号):特開平5-010926
出願日: 1991年12月16日
公開日(公表日): 1993年01月19日
要約:
【要約】【目的】 磁気探傷装置を校正する場合に、標準欠陥試料を含め校正を実施するために特別の治具や測定器を用いることなく、校正作業を大幅に簡素化し、かつ精度よく校正できるようにする。【構成】 磁気探傷装置内に配設された校正用コイルによって、欠陥に起因する漏洩磁束を検出するための磁気センサ群の磁気検出領域より広い領域で擬似漏洩磁束となる均一磁界を発生させ、均一磁界の強度が既知規模の欠陥に起因する漏洩磁束強度に対応した強度になるように校正用コイルの励磁電流を制御し、その状態で磁気センサ群における各磁気センサの欠陥に起因して生じる漏洩磁束に対する感度を調整するようにしている。また、出力信号に含まれる地合雑音の信号レベルを利用して各磁気センサの感度を自動的に修正するようにしている。
請求項(抜粋):
鋼板に磁界を発生させ、欠陥に起因して生じる漏洩磁束をリニア状に配設された複数の磁気センサからなる磁気センサ群で検出することによって、前記鋼板の内部または表面の欠陥を検出する磁気探傷装置の校正方法において、前記磁気探傷装置内に配設された校正用コイルによって、前記磁気センサ群の磁気検出領域より広い領域で擬似漏洩磁束となる均一磁界を発生させ、前記均一磁界の強度が既知規模の欠陥に起因する漏洩磁束強度に対応した強度になるように前記校正用コイルの励磁電流を制御し、その状態で前記磁気センサ群における各磁気センサの前記欠陥に起因して生じる漏洩磁束に対する感度を調整することを特徴とする磁気探傷装置の校正方法。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭54-123989
  • 特開平2-095252

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