特許
J-GLOBAL ID:200903060579009720

流体伝動装置のロックアップダンパー装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 朝倉 悟 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-109411
公開番号(公開出願番号):特開平8-303554
出願日: 1995年05月08日
公開日(公表日): 1996年11月19日
要約:
【要約】【目的】 入力軸と出力軸とを直結するロックアップ機能を持つ流体伝動装置のロックアップダンパー装置において、ロックアップダンパーの重量増を招くことなく、しかも、ロックアップダンパーの軸方向寸法及び径方向寸法を最小に設定し得る被駆動板を提供すること。【構成】 被駆動板8を、コイルスプリング9の内方支持面81と前方支持面82と後方支持面83とを有し、前方支持面82と後方支持面83の先端位置がそれぞれコイルスプリング9の径方向外周接線L1と軸方向外周接線L2を超えない位置に設定された1枚の環状板のみにより形成した。
請求項(抜粋):
入力軸に対し伝動装置カバーを介して連結されるポンプインペラと、該ポンプインペラに流体を介して対向配置されると共に出力軸に連結されるタービンランナとを有する流体伝動装置と、前記タービンランナと伝動装置カバーとの間に配置され、ロックアップ解放時には循環する流体を介して駆動力が伝達され、ロックアップ時には入力軸と出力軸とを直結するロックアップピストンと、前記ロックアップピストン側に設けられる駆動板と、前記タービンランナ側に設けられる被駆動板と、駆動板と被駆動板の間に介装されるコイルスプリングとを有し、ロックアップ時に伝達される駆動力に含まれる軸回りの捩り振動を吸収するロックアップダンパーと、を備えた流体伝動装置のロックアップダンパー装置において、前記被駆動板を、コイルスプリングの内方支持面と前方支持面と後方支持面とを有し、前方支持面と後方支持面の先端位置がそれぞれコイルスプリングの径方向外周接線と軸方向外周接線を超えない位置に設定された1枚の環状板のみにより形成したことを特徴とする流体伝動装置のロックアップダンパー装置。

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