特許
J-GLOBAL ID:200903060585449219

電子制御装置の筐体構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-086448
公開番号(公開出願番号):特開平11-284375
出願日: 1998年03月31日
公開日(公表日): 1999年10月15日
要約:
【要約】【課題】 内挿されるプリント基板のサイズに係わりなく、筐体の標準化が図れる筐体構造を提供する。【解決手段】 筐体構造1は、ケース10、プリント基板20,及びカバー30から構成される。ケース10の内側面には、一対のガイドレール11が設けられている。このガイドレール11は、断面コ字状の第1ガイド部111から、2本のガイド部材が上下に平行に延出して構成され、第1ガイド部111の端面における上記2本のガイド部材に挟まれた部分が、係止部111aを構成する。一方、プリント基板20の基板本体21の側縁部の所定位置には段部が設けられ、この段部の縁面21cが上記係止部111aに当接することにより、プリント基板20の挿入方向の動きが係止される。更に、カバー30には、ケース10に挿入されたプリント基板20の反挿入方向への動きを係止する係止突起33,33が設けられている。
請求項(抜粋):
種々の電気回路素子が実装され、前記電気回路素子と電気的に接続される複数のピンを備えたコネクタが一端部に固定された、プリント基板と、中空の本体に、前記プリント基板を挿入するための開口部が設けられ、前記プリント基板の挿入をガイドすべく、前記本体の前記開口部近傍から奥行き方向に平行に延びる、少なくとも一対のガイドレールが設けられたケースと、前記プリント基板を前記ケースに内挿した状態で、前記開口部に装着され、前記ケースに対して固定されるカバーと、から構成される電子制御装置の筐体構造であって、前記ガイドレールの長手方向の予め定められた位置には、前記プリント基板の挿入方向の動きを係止する係止部がそれぞれ設けられ、前記プリント基板の両側縁部の予め定められた位置には、前記係止部と係合して係止される被係止部がそれぞれ設けられ、前記カバーの前記開口部に対向する面の予め定められた位置には、前記プリント基板の反挿入側端面又は前記コネクタの反挿入側面に当接し、前記プリント基板の反挿入方向の動きを係止する係止突起が設けられ、前記プリント基板は、前記カバーが前記開口部に装着されることにより、前記カバーに設けられた係止突起と、前記ガイドレールに設けられた係止部とにより挟持されるようにして、前記ケースに対して固定されることを特徴とする電子制御装置の筐体構造。

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