特許
J-GLOBAL ID:200903060591764797

医療用ガイドワイヤ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松井 茂
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-149567
公開番号(公開出願番号):特開平8-317989
出願日: 1995年05月24日
公開日(公表日): 1996年12月03日
要約:
【要約】【目的】 先端部が柔軟で、回転伝達性がよく、放射線透視による先端部の位置確認が容易にできる医療用ガイドワイヤを提供する。【構成】 バネ用弾性材料からなる芯線12の先端部12aを次第に細くなるように形成し、この先端部12aの外周に外側コイル13を配置し、外側コイル13の内側には放射線不透過性材料からなる内側コイル14を配置する。芯線12、外側コイル13及び内側コイル14の先端は、丸みを有する頭部15に固着し、外側コイル13の基端は芯線12の細くなり始める部分に固着し、内側コイル14の基端はフリーとする。このガイドワイヤ11を直径200mmのループに巻いて72時間保持した後、芯線12の基端12bを把持して吊したときの、芯線の基端12bから芯線の細くなり始める部分12cまでのそり量が10mm以下であるような直線度を有する芯線12を用いる。
請求項(抜粋):
先端部が次第に細くなるように形成されたバネ用弾性材料からなる芯線と、この芯線の先端部に形成された丸みを有する頭部と、この頭部に先端を固着されると共に、前記芯線の細くなり始める部分に基端を固着された外側コイルと、この外側コイルの内側に配置された放射線不透過性材料からなる内側コイルとを備えているガイドワイヤであって、前記ガイドワイヤを直径200mmのループに巻いて72時間保持した後、その芯線の基端を把持して吊したときの、芯線の基端から芯線の細くなり始める部分までのそり量が10mm以下であることを特徴とする医療用ガイドワイヤ。

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