特許
J-GLOBAL ID:200903060594228799
衝突式気流粉砕装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
吉田 勝広
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-319632
公開番号(公開出願番号):特開平5-131157
出願日: 1991年11月08日
公開日(公表日): 1993年05月28日
要約:
【要約】【目的】 高精度の気流分級機部を具備し、且つ、粉体原料を効率よく粉砕出来る衝突式気流粉砕機部とを具備する新規な衝突式気流粉砕装置を提供すること。【構成】 分級室の上部に粉体供給筒と連通する環状の案内室を設け、該案内室と該分級室との間に案内室の内円周方向の接線方向に先端を向けた複数のルーバーを設けた気流分級機部と、加速管の全円周方向におよぶ粉体原料供給口、又は複数個(n≧2)の孔からなる粉体原料供給口を設け、且つ、粉砕室断面形状を実質円形もしくは楕円形状とした衝突式気流粉砕機部とからなり、且つ、気流分級機部で遠心分離された粗粉の排出口が、衝突式気流粉砕機部の粉体原料供給口に連通され、更に、衝突式気流粉砕機部の粉砕物排出口が気流分級機部の粉体供給筒に連通されている衝突式気流粉砕装置。
請求項(抜粋):
搬送エアーと共に粉体供給筒から導入された粉体材料が、流入する気流により旋回流動され分級ルーバーを介して微粉と粗粉とに遠心分離される分級室を有する気流分級機部と、高圧気体により粉体原料を搬送加速する為の加速管と、該加速管から噴出する粉体を衝突力により粉砕する為の衝突面を具備する粉砕室とを有し、且つ該衝突部材が加速管出口に対向して設けられている衝突式気流粉砕機部とを具備した衝突式気流粉砕装置において、気流分級機部が、分級室の底部に設けられた傾斜状の分級板の中央部に設けられた排出口に接続した微粉排出シュートから微粉を排出させ、分級板の外周部に形成された粗粉排出口から粗粉を排出させる構造を有し、且つ、分級室の上部に粉体供給筒と連通された環状の案内室を設け、該案内室と分級室との間に案内室の内円周方向の接線方向に先端を向けた複数のルーバーが設けられていることを特徴とし、衝突式気流粉砕機部が、ラバール形状を有する加速管のスロート部と加速管出口との間に、加速管の全円周方向におよぶ粉体原料供給口、又は複数個(n≧2)の孔からなる粉体原料供給口が設けられ、且つ、粉砕室の断面形状が実質円形状もしくは楕円形状であり、更に、衝突部材の後方に粉砕物排出口が設けられていることを特徴とし、且つ、上記気流分級機部の粗粉排出口が上記衝突式気流粉砕機部の粉体原料供給口に連通され、更に、衝突式気流粉砕機部の粉砕物排出口が気流分級機部の粉体供給筒に連通されていることを特徴とする衝突式気流粉砕装置。
IPC (2件):
引用特許:
審査官引用 (3件)
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特開昭54-117971
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特開平3-206466
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特開平1-254266
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