特許
J-GLOBAL ID:200903060600180590

液化天然ガスの気化装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小谷 悦司 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-329053
公開番号(公開出願番号):特開平5-164482
出願日: 1991年12月12日
公開日(公表日): 1993年06月29日
要約:
【要約】【目的】 装置全体の気化効率を妨げることなく、伝熱管が極端に冷却されることを未然に防ぐ。【構成】 下部ヘッダ10と上部ヘッダ16とをつなぐ伝熱管22において、その入口側端部から一定の領域にのみ液化天然ガス管32を配し、この液化天然ガス管32の外周面に設けたフィン33を伝熱管22の内周面に圧接させる。伝熱管22において液化天然ガス管32を設けた領域よりも出口側に近い領域では、天然ガスと伝熱管22とを直接接触させる。
請求項(抜粋):
液化天然ガスが導入される入口側ヘッダと、この入口側ヘッダに対して略直交する方向に延び、その内方に上記入口側ヘッダ内の液化天然ガスが導入されるとともに、外方に加温媒体が流される伝熱管と、この伝熱管を介して上記入口側ヘッダに接続され、上記伝熱管内で気化された天然ガスが導入される出口側ヘッダとを備えた液化天然ガスの気化装置において、上記伝熱管の入口側端部から特定の位置に至るまでの領域に、上記入口側ヘッダ内の液化天然ガスが導入される液化天然ガス管を伝熱管の内側に設け、この液化天然ガス管の外周面、上記伝熱管の内周面の少なくとも一方の面に他方の面に向かって突出するフィンを設け、このフィンと上記他方の面とを圧接させるとともに、上記伝熱管において液化天然ガス管が設けられた領域よりも出口側ヘッダに近い領域では天然ガスが伝熱管に直接接触するように伝熱管内部を構成したことを特徴とする液化天然ガスの気化装置。

前のページに戻る