特許
J-GLOBAL ID:200903060600226558

水素貯蔵容器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三浦 祐治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-098251
公開番号(公開出願番号):特開平5-296398
出願日: 1992年04月17日
公開日(公表日): 1993年11月09日
要約:
【要約】【目的】相互に接合する部材が少ないために製作が容易であり、また接合箇所が少ないために接合部の損傷に起因する故障や事故の危険が少なく、かつ軽量でコンパクトな、水素吸蔵合金を用いた水素貯蔵容器を提供する。【構成】水素吸蔵合金を収納した互いに平行な円筒状の複数の収納室と、該収納室と平行で貫通した複数の熱媒体流路とを配設した、アルミニウムあるいはアルミニウム合金製の一体物のベッセルを、例えばダイカスト鋳物あるいは押出加工で製作する。各収納室には隣接する収納室と連通する水素ガス連通路を設ける。ベッセルの両端部にジャケット部材を接合し、熱媒体供給ジャケットと熱媒体排出ジャケットを作成する。
請求項(抜粋):
アルミニウムあるいはアルミニウム合金製の一体物であるベッセルと、該ベッセルの一端に配した熱媒体供給ジャケットと、他端に配した熱媒体排出ジャケットとを有し、該ベッセルには水素吸蔵合金を収納した互いに平行な円筒状の複数の収納室が内蔵して配されかつ収納室に平行で該ベッセルを貫通する複数の熱媒体流路が配され、複数の収納室のそれぞれは隣接する他の収納室と水素ガス連通路により相互に連通して配され、一の収納室には水素ガス取出口が、熱媒体供給ジャケットには熱媒体供給口が、熱媒体排出ジャケットには熱媒体排出口がそれぞれ配設され、熱媒体供給ジャケットに高温の熱媒体あるいは低温の熱媒体を供給し各熱媒体流路を通過させて熱媒体排出ジャケットから排出することにより、収納室内の水素吸蔵合金を加熱しあるいは冷却して、水素ガス取出口から水素ガスを取り出しあるいは充填することを特徴とする水素貯蔵容器。
IPC (2件):
F17C 11/00 ,  B60K 15/03
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭63-034487

前のページに戻る