特許
J-GLOBAL ID:200903060601499213

遊星歯車用回転支持装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小山 欽造 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-314729
公開番号(公開出願番号):特開平8-170695
出願日: 1994年12月19日
公開日(公表日): 1996年07月02日
要約:
【要約】【目的】 構成部品の寸法誤差や組立誤差に拘らず、各遊星歯車3A、3B及びこれら各遊星歯車3A、3Bを支持する為の支持軸4a、4bに均等な荷重が加わる構造を得る。【構成】 一部の遊星歯車3A、3Aを第一の遊星歯車キャリア27に支承する。残りの遊星歯車3B、3Bを第二の遊星歯車キャリア28に支承する。これら第一、第二の遊星歯車キャリア27、28同士を円周方向に亙る弾性変位自在に組み合わせる。一部の遊星歯車3Aに大きな荷重が加わった場合には、上記第一、第二の遊星歯車キャリア27、28同士が円周方向に亙って弾性変位し、残りの遊星歯車3Bにも上記荷重を支承させる。
請求項(抜粋):
互いに一致する回転中心を持ち、且つ互いに平行に配置された支持板及び係止板と、それぞれが上記回転中心と平行に、且つこの回転中心を中心とする同一円弧上に配置されて、それぞれの両端部を上記支持板及び係止板に支持した複数本の支持軸と、各支持軸の中間部周囲に回転自在に支持された複数の遊星歯車とを備えた遊星歯車用回転支持装置に於いて、上記支持板は、互いに円周方向に亙って変位自在に組み合わされた第一の支持板素子と第二の支持板素子とから成り、上記係止板は、互いに円周方向に亙って変位自在に組み合わされた第一の係止板素子と第二の係止板素子とから成り、上記複数の支持軸のうちの一部の支持軸の両端部は、上記第一の支持板素子と上記第一の係止板素子とに支持されて、上記複数の遊星歯車のうちの一部の遊星歯車を自転及び公転自在に支持する第一の遊星歯車キャリアを構成しており、上記複数の支持軸のうちの残りの支持軸の両端部は、上記第二の支持板素子と上記第二の係止板素子とに支持されて、上記複数の遊星歯車のうちの残りの遊星歯車を自転及び公転自在に支持する第二の遊星歯車キャリアを構成しており、上記第一の遊星歯車キャリアと上記第二の遊星歯車キャリアとの間には、これら両遊星歯車キャリア同士が円周方向に亙り相対変位する事に対する抵抗となる弾性変位部が設けられている事を特徴とする遊星歯車用回転支持装置。
IPC (2件):
F16H 1/28 ,  F16C 19/28

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