特許
J-GLOBAL ID:200903060607632241

遊星トランスミッション組立体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 湯浅 恭三 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-257570
公開番号(公開出願番号):特開平5-172199
出願日: 1991年10月04日
公開日(公表日): 1993年07月09日
要約:
【要約】【目的】 6つのトルク伝達装置を使用して5段階の前進ギヤ比と1つの後退ギヤ比とを出力する遊星トランスミッション組立体。【構成】 各遊星ギヤセット34、46はサンギヤ32、44とリングギヤ56、50と、複数個のピニオン48、52、54とを有し、ピニオンは共通のキャリヤ40で支持される。6つのトルク伝達装置26のうち少なくとも2つは入力手段14を遊星ギヤセットの所定の素子に選択接続する入力クラッチ部材28、他の少なくとも2つは遊星ギヤセットの所定の素子を選択固定する反作用ブレーキ部材38とする。一方の遊星ギヤセットのサンギヤ44は入力クラッチ部材の少なくとも1つに接続、他方の遊星ギヤセットのサンギヤ32は入力クラッチ部材の少なくとも1つ及び反作用ブレーキ部材の1つに接続される。キャリヤは入力クラッチ部材の1つ及び反作用ブレーキ部材の1つに接続され、一方の遊星ギヤセットのリングギヤ50は出力シャフト18に接続される。
請求項(抜粋):
5段階の前進ギヤ比と1つの後退ギヤ比とを提供する遊星トランスミッション組立体であって、トランスミッションハウジング(36)と;入力手段(14、16)と;出力手段(18)と;前記トランスミッションハウジング内に回転装着した一対の軸方向に離間したサンギヤ(32、44)と;前記トランスミッションハウジング内に回転装着した一対の軸方向に離間したリングギヤ(50、56)であって、その一方(50)が前記出力手段に固定されているリングギヤと;前記トランスミッションハウジング内に回転装着した1つのキャリヤ(40)と;該キャリヤとは独立に回転できるように、しかも同キャリヤの回転時に該キャリヤと共に回転すなわち公転運動できるように、同キャリヤに支持された複数個のピニオン(48、52、54)と;少なくとも6つのクラッチやブレーキ等のトルク伝達装置(26)と;を備え、上記ピニオンが少なくとも対としてのグループにされており、該グループにされたピニオンが噛合しており、各サンギヤに対して少なくとも1つのピニオンが係合しており、各リングギヤに対して少なくとも1つのピニオンが係合している遊星トランスミッション組立体において、前記各リングギヤが対応する前記各サンギヤと軸方向に整合しこれを包囲しており;前記サンギヤの1つをこのサンギヤから軸方向に離間したリングギヤに直接噛合させる、少なくとも1つのピニオンを含む手段(48、160、162)を備え;前記トルク伝達装置が前記入力手段を前記サンギヤ及び前記キャリヤの少なくとも1つに選択的に接続させる少なくとも2つの入力クラッチ部材(28)を有し、また、少なくとも前記キャリヤ及び1つの前記サンギヤを前記トランスミッションハウジングに選択的に固定させる少なくとも2つの反作用ブレーキ部材(38)をも有することを特徴とする遊星トランスミッション組立体。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平2-229945

前のページに戻る