特許
J-GLOBAL ID:200903060607863405

対空レーダシステム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宮田 金雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-160677
公開番号(公開出願番号):特開2000-346933
出願日: 1999年06月08日
公開日(公表日): 2000年12月15日
要約:
【要約】【課題】 対空レーダシステムにおいて、追尾レーダは対空目標の距離に関わらず常に最大の電力の電磁波を対空目標に向けて照射し捜索をしていたため、対空目標の捜索から追尾に至るまでの間において、電力を無駄に消費し、かつ追尾レーダが発見され易いという課題があった。【解決手段】 捜索レーダにより取得された対空目標からの受信強度情報をもとにして、追尾レーダの増幅器の増幅率を自動的かつ連続的に制御することにより係る問題を解決する。
請求項(抜粋):
対空目標を捜索する捜索レーダ、この捜索レーダとつながり捜索レーダが発見した対空目標を追尾する追尾レーダとで構成した対空レーダシステムにおいて、上記捜索レーダは、電磁波を対空照射し、対空目標からの反射波を受信する第1のアンテナと、この第1のアンテナにつながり、対空照射する電磁波と対空目標からの反射波を切り換える第1のサーキュレータと、対空照射する電磁波を発生する送信部と、上記第1のサーキュレータとつながる第1の受信部と、この第1の受信部の出力から受信強度を計算し、その結果を表示する受信強度表示部と、上記第1の受信部の出力から対空目標までの距離を計測する測距部と、上記第1のアンテナを旋回駆動する第1のアンテナ駆動部と、この第1のアンテナ駆動部の出力からアンテナの角度を検出する測角部とで構成し、一方上記追尾レーダは、対空目標を追尾するために電磁波を対空目標に照射し、上記対空目標からの反射波を受信する第2のアンテナと、この第2のアンテナを駆動するための第2のアンテナ駆動部と、この第2のアンテナ駆動部を制御するためのアンテナ制御部と、上記測距部及び上記測角部の出力から上記第2のアンテナを制御するための信号を計算する信号処理部と、上記第2のアンテナにつながり、対空目標に照射する電磁波と対空目標からの反射波を切り換える第2のサーキュレータと、対空目標に向けて照射するための電磁波を発生する発振器と、この発振器で発生された電磁波を増幅する増幅器と、上記第2のサーキュレータとつながる第2の受信部と、上記受信強度表示部の表示結果に基づいて上記増幅器の増幅率を対空目標を捜索するための所要の電力の電磁波に手動で変化させる増幅率操作部とで構成したことを特徴とする対空レーダシステム。
IPC (3件):
G01S 13/72 ,  G01S 7/282 ,  G01S 13/87
FI (3件):
G01S 13/72 ,  G01S 7/282 Z ,  G01S 13/87
Fターム (12件):
5J070AA14 ,  5J070AC02 ,  5J070AC11 ,  5J070AC13 ,  5J070AD05 ,  5J070AE04 ,  5J070AH26 ,  5J070AH33 ,  5J070AK21 ,  5J070AK40 ,  5J070BB04 ,  5J070BH01

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